【動画】ロサンゼルス郊外・ロングビーチ市街地コースってこんなところ
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アメリカン・モータースポーツといえばNASCARを筆頭にインディカー・シリーズ、IMSAウェザーテック・スポーツカーシリーズ、NHRAなど様々なカテゴリーが存在する。これらはオーバルコースやロードコース、特設コース、そしてドラッグストリップなど各カテゴリーによって独自のコースで競われる。
オーバルレースで有名なのがNASCARの『デイトナ500』とインディカー・シリーズの『インディ500』なら、もっとも有名なストリート・レースがロングビーチ・グランプリだろう。
ロングビーチとは、ロサンゼルス国際空港から南に位置する港湾都市。近年はリゾートシティとしても人気が高まっているが、モナコGPをイメージして同地に特設コースを設定、1976年〜1983年までF1西アメリカ・グランプリとして開催された。
現在のレイアウトは1周3.167km(1.968マイル)、11のコーナーによって構成されている。近年は毎年4月下旬にインディカー・シリーズとIMSAウェザーテック・チャンピオンシリーズが開催されることが恒例となっており、2019年からホンダの北米向け高級車ブランドである「ACURA(アキュラ)」がタイトルスポンサーとなった。
そんなロングビーチ特設コースの、路面状況やコースレイアウトがわかる動画が公開されたので紹介しよう。2013年には佐藤琢磨選手がインディカー・シリーズで初優勝を飾ったコースは、カリフォルニアらしい青空とパームツリーに囲まれ、いかにも西海岸らしい。
アメリカ西海岸の玄関口であるロサンゼルス国際空港から、クルマで約30分圏内というアクセスの良さも大きな魅力。ぜひ一度、現地観戦をオススメしたいレーシングコースだ。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)