【動画】2019年モデルNSXがロングビーチ市街地コースを走る
2019年NTTインディカー・シリーズ第4戦が行われた、カリフォルニア州ロングビーチ市街地コース。ロサンゼルスの南にある美しい港湾都市に作られた特設コースで競われるストリートコースのレースで、1976年にF1アメリカ西グランプリとしてスタートした。
F1の開催が終了した後は、少しずつレイアウトを変更しながらCARTやチャンプカー、インディカー・シリーズの1戦として開催が続けられている。現在は全長3.167km(1.968マイル)、11のコーナーを持つレイアウトとなっている。
そんなロングビーチ・グランプリのコースを、2019年モデルNSXでタイムアタックする映像が公開された。
2019年モデルの特徴である、オレンジのボディカラーを持つNSXのドライバーズシートに収まっているのは、ピーター・カニンガム。北米のレースでアキュラのマシンを走らせるリアルタイム・レーシングのチームオーナーであり、往年の名ドライバーである。
半袖シャツに素手というラフな格好で2019年モデルNSXを走らせるピーター・カニンガムが記録したラップタイムは、1分35秒663であった。なお今回のNSXはまったくのノーマルで、タイヤも新車装着のものとのこと。
同コースで開催されたロングビーチ・グランプリ本番では、IMSAウェザーテック・スポーツカーシリーズの最高峰マシン、アキュラARX-05が1分11秒332でポールポジションを獲得。インディカー・シリーズでは、アレクサンダー・ロッシが1分06秒4811を記録している。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)