【19TAS】女性による女性のための「エレガントカラー・コレクション」
2019東京オートサロンで、ホンダアクセスはブース全体を「家」に見立てた展示を展開。ガレージを思わせる油っぽい空間に展示されたのが「Modulo Neo Classic Racer(モデューロ・ネオクラシック・レーサー)」なら、女性オーナーを想定したかわいらしい部屋のような空間に展示されたのが「FIT Elegant Color Collection(フィット・エレガントカラー・コレクション)だ。
2018年7月に追加された「フィット Modulo style」をベースに、専用のボディカラーや内外装を与えることで、大人の女性が似合うスタイリッシュなクルマを提案している。
従来、「女性向けのクルマ」とされるモデルはカワイイ系が多く、そのカワイイを卒業した20代後半の女性が似合うクルマをコンセプトに、ターゲット層と同じ年代のメンバーが集結。自分たち世代がもっとも欲しくなるクルマってなんだろう?という点を考えるところから、開発はスタートしたという。
「女性にとってクルマは第2の自分の部屋」というテーマのもと、エクステリアでは高級感を感じさせるパールホワイトのボディをベースに、自立したビジネスパーソンを思わせるネイビーのルーフを採用。フロントグリル周辺にはゴールドを基調としたアクセントを配している。
ホイールは15インチの「MG-020」をベースに、ボディカラーと同様のパールホワイト&ネイビーにペイント。センターキャップにはエレガントコレクションのロゴが配されている。
いっぽうインテリアも外装と同様、ネイビーを基調として前後シート表皮やステアリング、助手席前方のダッシュパネルをアルカンターラで張り替え。シートのサイド部分やステッチはルージュやネイルをイメージしたピンクのカラーとされ、女性らしい美しさを象徴している。
そのほか車両本体だけでなく、スマートキーのカバーにもキレイさを求め、専用のキーカバーを提案。フロントグリルと同じくシャンパンゴールド・カラーが用意された。
展示ブース自体にも様々な装飾がなされており、壁面にはホンダアクセスが手がける女性&ファミリー向けコンテンツである「and Q.」の紹介もなされていた。
(photo&text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)