【Rolex24】FANZONEには懐かしのNSXレースカーも!
ロレックス・デイトナ24時間耐久レースは、コースだけでなくパドックエリアにも見どころがいっぱい! アキュラをはじめキャデラック、シボレー、フォードといったアメリカン・ブランドのほか、メルセデス・ベンツAMG、BMW、そしてレクサスやマツダの日本メーカーも大きなブースを出展しています。
そんななか、アキュラのブースには往年のNSXレースカーが2台展示されていました。まずは1991年と1992年のデイトナ24時間でクラス優勝を達成した、Comptech RacingのNSXです。数年前に大掛かりなレストアが行われ、2015年8月に行われたモンテレー・モータースポーツ・リユニオンにて久しぶりに走る姿を披露しました。
当時のIMSA GTP Lightsシリーズに参戦していたマシンのため、NSXといってもフォルムは純粋なレースカーのそれですが、リアカウルには「powerd by ACURA NSX」の文字がはっきりと記されています。エンジンは3リッターV6で、最高出力は425-440HP、最大トルクは275lb-ftとのこと。
そしてもう1台は、RealTime RacingからSCCAのスピード・ワールド・チャレンジに出場したNSXです。参戦第1期となる1996-1998年は3リッターV6NA(400hp)、第2期となる2001-2002年は3.2リッターV6にスーパーチャージャーを組み合わせて(500hp+)参戦しました。
なお、このホワイト×オレンジのカラーリングは、今年のアキュラARX-05にも受け継がれています。
(photo&text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)