【18SEMA】ホンダブースで見つけたお宝ウォッチ!!
アメリカ・ネバダ州ラスベガスにおいて、毎年11月上旬に行われる『SEMAショー』が今年も開催された。SEMAとは、Specialty Equipment Market Association(特殊部品市場協会)の頭文字からつけられた略称で、アメリカの自動車用アフターマーケット部品メーカーで構成される団体のこと。
自動車大国アメリカ、それもカスタム&チューニング文化が広く浸透しているお国柄だけあって、現在SEMAに加入している団体は約6500社とも言われている。そんなSEMAが主催するパーツ見本市が「SEMAショー」であり、基本的には業者向けの展示会ではあるのだが、近年では自動車メーカー自体が大型ブースを出展し新型車のプロモーションに利用するケースも多くみられる。
そんなSEMAショーには、ホンダも現地法人が例年ブースを出展しており、これまでにもFIT3やシビックなど様々な新型車を展示してきた。今年も2019年モデルのNSXやシビック・タイプRベースのチューニングカー、アキュラRDXのカスタムモデルなどが並べられたが(それらは追って紹介)、展示車両と並んで注目したいのがオフィシャルグッズたちだ。
今回、ホンダブースでは「Honda Racing」「NSX」そして「type R」とテーマごとに分かれた3つのショーケースを展示したが、本誌ホンダスタイルが注目したのは「CIVIC type R」をテーマにした新作リストウォッチである。
詳細なリリースが添えられているわけでもなく、ケース内にひっそりと置かれたこのリストウォッチは、ロサンゼルス発祥の腕時計メーカー・MSTR(マイスター)とコラボしたモデル。ブランドテーマとして「ファッション、音楽、スポーツ、クルマ」への関心が深く、それぞれのシーンで活躍できるリストウォッチを幅広くラインナップ。ムーブメントには日本製を使用し、ファッション性と機能性を両立させていることでも知られているようで、この『日本製ムーブメント』という部分が、ホンダやタイプRブランドを強く結びつけたと言えそうだ。
SEMAショー会場において製品の詳細は明かされなかったが、すでにMSTR社のホームページでは写真公開がされている。バンドがブラックレザーで、ベゼルはブラックとシルバーの2種類があることしか窺い知れないけれど、type Rのイメージカラーであるレッドをバンドのステッチや秒針に使用、さらに12時部分には「赤バッジ」が配置されるなど、ホンダファンなら必携といっていい1本。
詳しい発売時期や、日本からの購入方法などは明かされていないが、今後も引き続きチェックしていきたい製品だ。
(photo&text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)