新世代NSXが初のマイナーチェンジ！
ホンダは、2018年秋に発表を予定しているスーパースポーツ「NSX」の改良モデルを、専用ホームページで先行公開した。
2016年8月に発表された2代目NSXは、卓越した運動性能を持ちながら誰もが快適に操ることができる「人間中心のスーパースポーツ」という初代NSXのコンセプトを継承。進化したホンダ独自の先進的な電動化技術との融合により、新時代のスーパースポーツ体験を目指して開発された。
最大の特徴は、高効率・高出力を誇る3モーター式ハイブリッド「SPORT HYBRID SH-AWD（Super Handling-All Wheel Drive）」システム。V6ツインターボ・エンジンだけでは達成することが難しい、高レベルのレスポンスとハンドリング性能を特長としている。
写真は北米仕様の2019年モデルアキュラ・NSX。ブレーキキャリパーもオレンジ色に見える
日本国内の年間販売計画台数は100台とのことだが、発表から2年弱で約400台の受注を集めるなど、多くのホンダファンから好評を集めているNSX。
今回のマイナーチェンジでは、「人間中心のスーパースポーツ」としてさらなる進化を果たしたほか、日常からサーキットでのスポーツ走行まで、ドライバーとクルマの一体感が生み出す「操る喜び」を追求。またデザインにおいても、スポーツカーとしてのたたずまいに磨きをかけているという。
1997年2月に発表されたNSXタイプS（イモラオレンジ・パール）
2018年8月24日時点で公開されているのは、この１点の写真のみ。サーマル・オレンジ・パール（Thermal Orange Pearl）と呼ばれるらしいこの色は、かつて先代NSXに用意されたイモラオレンジ・パールを彷彿とさせる。
そのほかの外観における変更点は、写真の背景が暗くなっているため判然としないが、フロントグリルのシルバー部分がボディ同色となっているのが確認できる。
新型NSXのマイナーチェンジに関する詳細の発表は今後となるが、すでに先行ホームページが公開されており、自身も新型NSXオーナーであるレーシングドライバー・佐藤琢磨選手によるテスト風景動画などを見ることもできる。
新型NSX 先行情報ホームページ
www.honda.co.jp/NSX/new/
（text：Kentaro SABASHI 佐橋健太郎）