SATO 101 NO ATTACK NO CHANCE ビールで乾杯!
2017年のインディ500ウィナーである佐藤琢磨選手がオリジナルのビールを出し、それが今年のインディ500開催中にお披露目された。
『SATO 101 NO ATTACK NO CHANCE』というのが、そのビールの名前。以前、グランプリ・オブ・ロングビーチ優勝記念では赤ワインを出した琢磨だが、第101回インディアナポリス500マイル・レース優勝ではビールが誕生した。
ビールの名前にもなっている”ノー・アタック、ノー・チャンス”は、アメリカでも随分と浸透して来た琢磨のモットー。今やアメリカでもかなり認知されてます。彼のレーシング・スタイルにマッチしているのと、そういうファイター・タイプがアメリカのファンは好きですから。
インディアナポリスの南、ケンタッキー州との州境近くにある小さな、しかしこだわりを持ってビールを生産している醸造所=クアッフ・オン・ブルワリーが、このビールを作った。琢磨は自分のビールを、「ゴージャスな味。爽やかで軽く、爽快感も備えた典型的ラガー」と評している。
今年のインディ500開催期間中に、スピードウェイからすぐ近くの『ビッグ・ウッズ』というレストランバーで『SATO 101 NO ATTACK NO CHANCE』のプロモーションイベントが行われ、琢磨自身がバーテンダーとなって彼のビールを振る舞った。ファンに混じって私も並び、一杯注いでもらったのがトップの写真です。
スッキリしていて、味もシッカリ……というビール。Sカメラマンと6パックを購入したらラベルに直筆サインをしてくれたので、ホテルで飲むはずが御土産&記念品に変身してしまった。
ビッグ・ウッズはブルワリーと同じ経営。彼らは蒸留所も経営しているので、琢磨ブランドはウォッカやジンにもこれから展開されて行くことになるかもしれない、とのこと。
インディ500や、その前のインディカーGPを観戦にインディアナポリスを訪れた際は、ぜひ『ビッグ・ウッズ』でカンパイしてみてはいかがでしょうか?
(text:Hiko AMANO 天野雅彦)
「ジャック・アマノのINDYCARレポート」もよろしく!