N-BOXに便利なスロープ仕様を追加設定
ホンダは、軽乗用車のN-BOXに、日常はもちろん介護から趣味まで、幅広いシーンでの使いやすさを追求した「スロープ仕様」を追加し、発売を開始した。
N-BOXスロープ仕様は、広い室内空間、存在感あるデザイン、優れた走行性能、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」の標準装備といったN-BOXの独自価値はそのままに、N-BOX+でも高い支持を集めているスロープ機能をさらに進化。車いすを利用されている方、また介助する方の双方にとって便利な機能を採用している。
普段はフラットな荷室の床として、引き出せばそのままスロープとして使える「スーパーフレックススロープ」は、N-BOX+の車いす仕様車からスロープ単体で約2.5kgの軽量化を実現。ロック機構などを含めると約4.5kg軽量化され、操作性を向上。さらに「4人乗車モード」と「車いす乗車モード」の切り換え手順を簡略化し、従来のN-BOX+車いす仕様車に比べ、半分以下の手順でモード変更が可能となった。
また、N-BOX、N-BOX Customの2つのタイプそれぞれに、豊富なカラーバリエーション、FF/4WD車、そして「車いす専用各種装備」を備えない仕様も用意されるなど、様々なニーズに対応した幅広いラインアップとなっている。
今回、追加されたスロープ仕様を合わせ、N-BOXのバリエーションは３種類。ベンチシート仕様、スーパースライドシート仕様、そしてスロープ仕様という3つのタイプにより、あらゆる生活スタイルのニーズに応えていくとのこと。
N-BOXスロープ仕様の価格は157万5640円〜205万8480円。N-BOX Customスロープ仕様は188万8840円〜227万4480円となっている。
（text：Kentaro SABASHI 佐橋健太郎）