アキュラRDXの市販モデルがNYショーに登場！
ホンダが北米市場を中心に展開する高級車ブランドのACURA（アキュラ）。今年１月に行われたデトロイト・ショーでは、SUVの『RDXプロトタイプ』を発表したが、3月28日より開幕するニューヨーク・モーターショー2018において、RDXの市販モデルを初披露する。
2018年のデトロイト・ショーで公開された新型RDXプロトタイプ。市販モデルも外観に大きな変更はない模様
北米ではコンパクトSUV〜インターミディエイトSUVのカテゴリーに分類されるRDXは、2.3リッター4気筒ターボを搭載し、2006年に初代モデルがデビュー。2012年には2代目へと進化するが、エンジンは3.5リッターV6へと大型化された。いずれもインテリアは2列シートで、乗員は5名。
3代目となる新型RDXも基本コンセプトは変わらず。新開発のプラットフォームと、アキュラの新しいデザイン・フィロソフィである「アキュラ・プレシジョン・コンセプト」や「アキュラ・プレシジョン・コックピット」を全面的に導入された初のモデルになるという。エンジンは新世代2リッター・ターボへとダウンサイジングされ、同クラスのSUVとしては初の10速ATも搭載される。駆動方式はFFおよびSH-AWD。
新型RDXの市販モデルの姿はまだ判明しないが、プロトタイプから大きな変更はない模様。すでに公開されているイメージ写真には、フロントフェンダーに「A-SPEC」のエンブレムが確認できる。A-SPECとは、すでにアキュラTLXに設定されているスポーティ仕様で、新型RDXは標準モデルの発売と同時に設定されるようだ。
（text：Kentaro SABASHI 佐橋健太郎）