【NAIAS18】アキュラ現行車種に「タイプS」が復活!
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2018年1月に開催されたデトロイト・ショーにおいて、アキュラは「RDXプロトタイプ」を発表。あわせて近い将来に同ブランドが展開する内容についても説明がなされ、いくつかの車種に「タイプS」を復活させると発表した。
ホンダのスポーツグレードとして「タイプR」シリーズはあまりにも有名だが、タイプSも多くの車種に設定されたスポーツグレード。NSXやアコード、S2000といったモデルは今なお人気が高い。そして北米市場のアキュラ・ブランドでは、RSX(日本名インテグラ)やTL、CLに設定され人気を集めてきた。今のところ最後のタイプSとなったのは2008年モデルのTLで、タイプSが復活すれば約10年ぶりとなる。
タイプRがサーキット走行をメインとしているのに対し、タイプSはワインディング〜サーキットでの走行をメインとした懐の広さが特徴。今回発表された新世代のタイプSも、シャシーの強化や、よりパワフルなエンジン、大容量ブレーキ、高性能タイヤ、そしてスポーティな内外装が採用されるという。
現在、アキュラ・ブランドで展開するのはセダンのRLX、TLX、ILX、SUVのMDXとRDX、そしてスーパースポーツであるNSXの計6車種。このうち、どの車種にタイプSが設定されるかは発表されなかったが、今後数年以内に追加する予定とのこと。
TLXやILXにスポーツセダンとして設定される…というのがスマートなように思えるが、やはり一番は、新型NSXをベースとしたタイプSの存在に期待したい!
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)