【ホンダアクセス】純正アクセサリーで楽しむアウトドア・カーライフ! キャンプや車中泊の達人によるヒントも伝授(4)
ホンダ車向け純正アクセサリーの企画・開発・販売を行うホンダアクセス。スポーツブランドの「Modulo」以外にも、カーライフを充実させてくれる様々なジャンルの純正アクセサリーをラインナップしているが、今回はそれらの製品にスポットをあて、近年流行している車中泊や、クルマを使用したアウトドアの楽しみかたを提案する取材会が開催された。
ミニバンや軽自動車がメインとなった展示車両には、ホンダアクセス製の純正アクセサリーが装着されただけでなく、アウトドア・カーライフを楽しむ”プロ”によるコーディネートがなされており、見応えのある展示となっていた。
取材会の会場に様々なミニバンやSUVが並べられるなか、軽EVのN-VAN e:をベースに、アウトドア・カーライフを楽しむ提案車両として2台が展示された。1台が「写真家と旅するアトリエ」をテーマとしたもので、今回紹介する1台は「冬のアウトドア」を楽しむアイディアが満載の車両である。
こちらのコーディネートを担当したのは、年間300日もの車中泊ライフを楽しんでいるという車中泊の達人、ruiさん。特徴的なのはラゲッジ部分に設置された「こたつ」で、車内で暖まりつつながらお茶とみかんをいただく……という、日本らしい車中泊仕様となっている。
テールゲートを開けると、そこにはお正月の「ザ・定番」といえる風景が。おひとり様用として販売されているこたつの寸法がN-VAN e:の荷室にピッタリだったということで、フルフラット化したフロアに設置。もちろん電源は純正アクセサリーを使用してN-VAN e:自体から供給している。
N-VAN e:の給電能力は最大出力1500Wとなっており、ひとり用こたつならは、ひと晩つけっ放しでも余裕だとか。もちろん帰路のぶんは考慮しなければならないが、車中泊の際に電気毛布などの使用も可能なのは嬉しいポイントだろう。
フロアにこたつを設置したことで、広々とした頭上空間にはルーフインナーラックを装着。さらに市販されている棒を組み合わせ、ミニカーテンを設置して車外からの視線を遮り、プライベート空間を創り出している。
こたつに組み合わされた座椅子は折り畳み式となっており、背もたれ部分を倒せばマットレスになり、助手席側に敷けば車中泊時のベッドとして使用が可能。オートキャンプ場などで起床後すぐに車内でリモートワークが可能だから、すばらしい景色を見ながら仕事もはかどりそう!?
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)
https://www.honda.co.jp/ACCESS/n-van-e/