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【ホンダアクセス】純正アクセサリーで楽しむアウトドア・カーライフ! キャンプや車中泊の達人によるヒントも伝授(3)

ホンダ車向け純正アクセサリーの企画・開発・販売を行うホンダアクセス。スポーツブランドの「Modulo」以外にも、カーライフを充実させてくれる様々なジャンルの純正アクセサリーをラインナップしているが、今回はそれらの製品にスポットをあて、近年流行している車中泊や、クルマを使用したアウトドアの楽しみかたを提案する取材会が開催された。

ミニバンや軽自動車がメインとなった展示車両には、ホンダアクセス製の純正アクセサリーが装着されただけでなく、アウトドア・カーライフを楽しむ”プロ”によるコーディネートがなされており、見応えのある展示となっていた。

ホンダ初の量産軽EVである、N-VAN e:をベースにアウトドア・カーライフを楽しむべく製作された車両は、「写真家と旅するアトリエ」をテーマに掲げ、風景写真などの撮影を楽しむユーザーに向けた提案となっている。

コーディネートを担当したのは、四季折々の風景や星空などを中心に撮影している写真家・小川元貴さん。風景写真撮影は、天候をはじめ様々な条件が合致しないと撮影できないこともあり、クルマは撮影場所までの移動手段というだけでなく、待機場所や宿泊施設としての要素も重要とのこと。

小川さんはガソリン車のN-VANを愛車としており、年間200日以上も車中泊しながら撮影を行っているそう。今回はご自身の経験による”N-VAN車中泊のコツ”を活かしつつ、EVであるN-VAN e:ならではの特徴を活かしたコーディネートとなっている。

まず最初に目につくのは、開け放ったテールゲートに装着された大型タープだ。風景撮影において、「晴れ待ち」「夕陽待ち」あるいは「朝日待ち」は日常茶飯事。その天候待ちの時間も楽しいと話してくれた小川さんは、タープの下でコーヒーを飲む時間が格別とのこと。風景を楽しむという目的から、タープも窓のついたタイプを選択している。

車内に目を向けると、N-VAN e:の広い車内空間を活かしてデスクワークを行えるスペースとしている。運転席だけを残してリアシートおよび助手席はフロアに収納、その上にボードとマットを敷くことで細かな段差を埋めている。

運転席後方にはロータイプのデスクを配置し、撮影した画像の現像などパソコン作業を行えるスペースに。助手席側は前後方向にたっぷりとした余裕があるので、クッションを置いたままでも横になって仮眠がとれるほどのスペースがある。

車中泊やアウトドアを楽しむとなると、どうしても荷物は増えていくもの。まして写真家という仕事柄、カメラや三脚など撮影機材を収納する必要もある。その収納スペースを確保するコツは、ユーティリティフックやインテリアルーフラックなどを使用して「タテを広く使う」ことだとか。

さらにN-VAN e:ならではのメリットは、電源が使えること。今回はAC外部給電器(2万9700円)と外部電源入力キット(3万7400円)が装着されており、フロントグリルから取り出した電力をリアバンパーの入力口から取り込むことにより、車内のコンセントでAC100V/1500Wまでの電化製品が使用できる。

外部給電口/充電口を雨水などから守ってくれる「ポートリッドカバー」は1万6500円

もちろん、今回の『龍の国』オートキャンプ場のように電源が確保されたオートキャンプ上であれば、電力の残りを気にすることからも解放される。

窓やドア、テールゲートを閉めたままでも電気毛布などを使用しながらパソコン作業を行ったり、お気に入りの音楽や映画を楽しんでいると、風景写真撮影では避けられない「天気待ち」の時間さえ愛おしくなる!?

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)

N-VAN e: 純正アクセサリー 情報サイト
https://www.honda.co.jp/ACCESS/n-van-e/