【ホンダアクセス】純正アクセサリーで楽しむアウトドア・カーライフ! キャンプや車中泊の達人によるヒントも伝授(2)
ホンダ車向け純正アクセサリーの企画・開発・販売を行うホンダアクセス。”実効空力”コンセプトを掲げるスポーツブランドの「Modulo」で知られているが、純正アクセサリーはそれだけじゃない。様々なジャンルのカーライフを充実させてくれるアイテムがラインナップされており、今回はそれらの製品にスポットをあて、近年流行している車中泊や、クルマを使用したアウトドアの楽しみかたを提案する取材会が開催された。
展示車両はホンダアクセス製の純正アクセサリーが装着されたステップワゴンSPADAとフリードAIR、同CROSSTAR、N-BOX JOY、N-VAN e:、そしてヴェゼルHuNTパッケージ、WR-V。いずれも純正アクセサリーを装着しただけでなく、アウトドア・カーライフを楽しむ”プロ”によるコーディネートでなされており、見応えのある展示となっていた。
ステップワゴンに続いて紹介するのは、2024年のカー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた現行フリードのCROSSTARをベースとしたアウトドアスタイルだ。こちらは、ライターや車中泊女子YouTuberとして活躍する「まるなな」さんがアレンジを担当している。
コンパクトミニバンのフリードをベースに、アウトドアテイストを高めた外装を持つCROSSTER。内装については、2列シート5人乗員仕様が設定されていることも特徴だ。今回はその2列シート車をベースに、アウトドアを楽しむのに最適な純正アクセサリーが装着されている。
自身が運営する「まるななちゃんネル」では、愛車の軽キャンピングカーで車中泊を楽しむ様子などを紹介している「まるなな」さん。フリードCROSSTARでは「おひとりさま映画館・冬の夜長を楽しむ車中泊」をテーマとし、車内をどう居心地の良い空間に仕立てるか?を考えてコーディネートしたそう。
アウトドア・カーライフを楽しむ際は、目的地に到着して最初に現地の空気感を楽しみたいということで、テールゲートを開放してくつろぎタイム。クロスターの2列シート車はラゲッジボードの下にたっぷりとした収納スペースがあり、そこから折りたたみ式のテーブルやチェアを取り出してセットする。
そしてゲートに純正アクセサリーのテールゲートタープを装着すれば、周囲からの視線もシャットアウトでき、プライベート空間が完成。車内に積んだ蓄電器を使用して電磁ポットでお湯を沸かせば、最高の景色を楽しみながらコーヒータイムを楽しむことができるのだ。
最高の景色を眺めながらお茶を楽しむプライベート空間がすぐに作り出せること、それがフリードCROSSTARの良いところ。ウッドテーブルや食器の選択だったり、テールゲート開口部周辺には、造花のフェイクグリーンやイルミネーションも装着されているあたり、女性ならではの感性も感じさせる仕上がりだ。
さらに内部をのぞくと、2列目シートは折り畳んで前方に収納し、ラゲッジスペースとほぼフルフラットで繋がるCROSSTARならではの広々とした空間が広がっている。”ほぼ”フルフラットというのは、実際には2〜3センチの段差があるためだが、そこはバスタオルなどを挟んで調整したり、あるいは厚手のマットを敷けば気にならなくなるとのこと。
そしてラゲッジボードスペースの上部には、回転収納式のロールスクリーンが装着されている。これは車内で映像を楽しむためのもので、引き出してプロジェクターで照射することでミニシアターが完成するとのこと。
というわけで、このフリードCROSSTARの「メインエントランス」となるボディサイドへ。開かれたスライドドアから内部をのぞくと、まさにシアタールームというべき空間が広がっていた。室内空間がたっぷり確保されている現行フリードなら、頭上にもしっかり余裕があり、足を伸ばしても余裕がある。
アウトドア・カーライフの魅力は屋外を楽しむだけでなく、気温が下がってきたり、夜になったら車内で自分だけの贅沢な時間を楽しめるという点にもある。お気に入りの映画を鑑賞したり、インターネットに接続できる環境であればネットフリックスでドラマを楽しむこともできるのだ。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)
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