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【Marine】ホンダならではのモータースポーツ×マリン事業の融合、「インターナショナルボートショー2023」に出展

ホンダは、2023年3月23日〜26日の期間に神奈川県のパシフィコ横浜、および横浜ベイサイドマリーナで開催された「ジャパンインターナショナルボートショー2023」に出展した。

屋内展示会場となったパシフィコ横浜では、ホンダの船外機において最大排気量となる「BF250」の新カラーリング「スポーティーホワイトタイプ」を日本国内向けに初披露した。

「スポーティーホワイトタイプ」のカラーリングは、従来から設定されている「グランプリホワイト」をベースにブラックのストライプを組み合わせて特別感のある2トーンカラーとしたもの。さらにホンダロゴを赤色とすることでモータースポーツのイメージを表現し、よりスポーティさと上質感が強調されている。

ホンダ船外機のフラッグシップとなるBF250。価格は255万2000円〜261万5800円

このスポーティーホワイトタイプ仕様のBF250は、すでに2019年からイタリアにて発売されており、F1を筆頭として「ホンダ=モータースポーツ」というイメージの強い現地では、このカラーリングは好評とのこと。そこで今回、欧州全域および日本へと販売地域を拡大するという。

奥に見えるのがBF250。手前は1965年のF1世界選手権に出場したRA272(ロニー・バックナム車)

BF250は、ホンダが販売している船外機のフラッグシップモデル。エンジンは水冷4ストロークのV型6気筒SOHCで、60度のバンク角を持つ。排気量は3583ccで、北米市場での販売モデルに長く搭載されているユニットを船外機用に改良したもの。製品名のBF250は、そのまま最高出力250PS/5800rpmを示している。

優れたトルク特性や経済性を誇るBF250は、日本国内でも2018年より販売されており、プレジャーボートから漁船まで幅広く使用されている。新たに「スポーティーホワイトタイプ」が設定されたことにより、従来色の「アクアマリンシルバーメタリック」そして「グランプリホワイト」とあわせて3色展開となった。

今回の「ジャパンインターナショナルボートショー2023」では、このBF250やBF150を、大型のプレジャーボートや佐野造船所が建造した美しいフィッシングクルーザーといった幅広い種類のボートに搭載して展示。そのほか小型〜中型クラスまで、ホンダ船外機の幅広いラインナップがディスプレイされた。

また小型クラスにおいても、手軽な「BF2」を搭載したボートで水辺のアウトドアシーンを思わせるディスプレイを実施するなど、様々なかたちでマリンレジャーの魅力を提案していた。

エンジン内部の水洗いが不要という、ホンダ独自の空冷式を採用した「BF2(13万4200円〜14万800円)」に特別塗装を施して展示

そのほかにもブース内では現行ステップワゴンによるアウトドアスタイルの提案や、1965年のF1世界選手権に出場したRA272が飾られるなど、四輪や二輪を幅広く手がける”ホンダらしさ”を感じさせる展示内容に、多くの来場者が魅入っていた。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)

Honda マリン事業部 情報サイト
https://www.honda.co.jp/marine/