欧州で大人気のロボット芝刈機が日本上陸
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歴史を感じさせる趣のある家屋の前には、大きく広がる緑の芝生。その芝生は常に手入れされ、一定の長さに刈り揃えられている。そんな風景への憧れは世界共通。広大な敷地の確保はもちろんのこと、芝生の手入れにかかる時間やコストは計り知れない。掃除中や食事の支度中などに、自動で芝刈りをしてくれるロボットがいたら……。
そんな願いを解決してくれるのが、ホンダが発売しているロボット芝刈機「Miimo(ミーモ)HRM520」である。このミーモは、2012年に欧州で発売された電動自走式の草刈機。本体、充電ステーション、芝刈り作業範囲を設定するエリアワイヤーの3つで構成され、作業範囲内の芝を自動で刈ります。さらに、充電残量を検知して自ら充電ステーションに戻り、再充電を行う自動充電機能を搭載している。
さらに曜日・時間・エリアを任意に設定することで、ユーザーの様々なニーズに合わせて芝刈り作業を自動で行うことが可能。毎日伸びる芝の先を細かく刈り、芝の根元へ落とすため、集草・廃棄の手間が省け、芝刈りにかけていた労力を大幅に軽減してくれる。
このミーモの販売およびアフターメンテナンスは、専門の講習を受けた「ミーモ取扱店」にて行われ、今後は充実したサポート体制を構築していくとのこと。ちなみにミーモの本体価格は53万7840円(税込)。なかなか気軽に購入できる価格ではないけれど、手入れにかかる時間やコストを考えると割安なのかも!?
(TEXT:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)