【S耐】ドリキンも薦める「走るならHANSを!」
2017 スーパー耐久シリーズ第3戦・鈴鹿。Modulo開発アドバイザーであり、ドリフトキング=ドリキンとしても有名な土屋圭市選手が14年ぶりのレース参戦で話題となりましたが、その土屋さんがレースで使用したのが最新の安全装備である「HANS」です。
HANSとは「Head and Neck Support」の略で、頭と首のサポートを目的としたもの。近年はあらゆるモータースポーツで安全面への意識向上が言われており、国内でもJAF公認のモータースポーツ競技ではHANSの使用が義務化されています。HANS本体から伸びる”テザー”と呼ばれる耐衝撃紐を、ヘルメットに備えたアンカーと結合することで、クラッシュなどの際に頭部が揺られて首が伸び、頭部や頚椎部の損傷を防ぐ効果があります。
現在はCUSCOのブランドで知られる「キャロッセ」がアメリカ『HANS Performance Products』社製ハンスデバイスの正規代理店として販売を行っており、素材や形状の違いにより全3モデルがラインナップされています。今回、土屋圭市選手が使用したのは最高級モデルである「PRO ULTRA(プロウルトラ)」で、価格は12万5000円(税抜)。
素材には高密度のドライカーボンを使用し、重量増を抑えるべくドライカーボン中空構造を採用。Mサイズで673.8gと、圧倒的な軽量さを実現。レースで初めて使用したという土屋さんも、ドライビング時にもほぼ気にならない軽さについては大満足とのこと。
スーパーGTやスーパーフォーミュラ、そしてスーパー耐久といったモータースポーツの現場で使用されているHANSですが、レースに参戦するプロドライバーだけでなく、サーキット走行会やドリフトイベントに参加するアマチュアドライバーにも、ぜひ装着を薦めたいそう。仕事ではなく趣味で、愛車でサーキット走行を楽しむからこそ、安全には最新の注意を払うべき。
HANSを取り扱っているCUSCOでは、現在、アマチュア向けの「SPORTⅡ(スポーツツー)」がさらに求めやすくなる特別価格でのキャンペーンを開催中。入手するなら今が絶好のチャンスです。
「自分はまだ初心者だから…」「そこまで上手くないのに恥ずかしい」「走行会で装着義務はないから要らない」のではなく、プロドライバーほどの技量がなく、アマチュアでモータースポーツを楽しみたいからこそ安全装備には拘るべきです。ぜひこの機会にHANSを購入し、安心してサーキット走行を楽しみましょう!
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)
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キャロッセ www.cusco.co.jp