【ちょうどいい】コンパクトミニバン「フリード/フリード+」がマイナーチェンジ!特別仕様車ブラックスタイルも登場
ホンダは、「ちょうどいい」のキャッチフレーズで知られるコンパクトサイズのミニバン、フリードおよびフリード+(プラス)にマイナーチェンジを行った。また同時に、特別仕様車「BLACK STYLE」も設定された。
フリードは、5ナンバーサイズの車体に3列シートを備えたコンパクトミニバン。2列めシートはキャプテンタイプの6人乗り、ベンチタイプの7人乗りが用意される。2名乗員の3列めシートは、左右跳ね上げ式を採用している。
兄弟車のフリード+は、3列めシートを除去してラゲッジスペースを拡大、さらにテールゲートも専用とされ車いす仕様車のベースモデルにもなるなど、優れた居住性と利便性が多くの支持を集めるだけでなく、幅広い拡張性もあってロングセラーとなっている。
現行モデルは2016年に登場した2世代めで、2019年10月に外装デザインの変更を中心としたビッグマイナーチェンジを受け、CROSSTARなど新グレードが追加されている。今回は現行モデルにおける2度めのマイナーチェンジとなり、内外装に変更が加えられたほか、ブラックを差し色として精悍な印象に仕立てた「BLACK STYLE」が追加された。
今回の一部改良では、人気の理由である「親しみやすさ」はそのままに、フリードおよびフリード+に運転席・助手席シートヒーター、コンフォートビューパッケージ、ロールサンシェードなどを標準装備。またシート表皮には、撥水撥油加工が施された「FABTECT(ファブテクト)」を新たに採用した。
パワートレインは従来と同様に1.5リッター4気筒とi-DCDを組み合わせたハイブリッドと、1.5リッター直噴i-VTECの2種類で変更はない。駆動方式はFFのほか、Modulo Xを除くグレードにAWDも用意される。
ボディカラーは全8色で、今回のマイナーチェンジに合わせてプレミアムクリスタルブルー・メタリック、フィヨルドミスト・パール、トワイライトミストブラック・パールをフリードとしては初設定。
そのほか従来色のシルバーミストグリーン・メタリック、プラチナホワイト・パール、スーパープラチナグレー・メタリック、クリスタルブラック・パール、プレミアムクリスタルレッド・メタリックが用意される。
車両価格は、フリードが227万5900円〜306万7900円。フリード+が236万9400円〜308万4400円となる。特別仕様車「BLACK STYLE」および、継続設定となるModulo Xについては、別記事にて詳しく紹介する。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)