【Rolex24】観覧車からレース観戦!?
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ロレックス・デイトナ24時間の舞台であるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ。アメリカに数多くあるオーバルコースと通常のロードコースが組み合わされたサーキットで、開催レースによって異なるコースレイアウトで使用されます。
ロレックス24時間では、オーバルコースを2/3くらい使用し、あとはインフィールドセクションとの組み合わせ。オーバルコースの特徴は、正確にはオーバル(楕円)ではなく三角形のトライオーバルで、最大バンク角は31度。アメリカ屈指の高速コースとなっています。
31度バンクといっても具体的にはイメージしづらいと思いますが、実際に登ってみるとこんな感じ。決勝レース前にコースが開放されるので、バンクのいちばん上までいくと、まるで壁に登っているような気分です。ちなみに下に見えるイエローのラインは、これ以下は走ってはいけないというライン。観戦に訪れたファンが思い思いにサインを書いています(笑)
そしてコースの内側には、なんと観覧車やメリーゴーランドがあるんです。鈴鹿サーキットやツインリンクもてぎなど、家族で楽しめる施設が併設されているサーキットは珍しくないけれど、こんなにコースの近くにあるのは驚きかも。ちなみに夜はライトアップされてすごくキレイです。決勝レース中は雨と風でものすごく寒くて、ほとんど誰も乗ってなかったけれど…
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)