【Type R】新型シビック・タイプRは純ガソリンエンジン搭載車の集大成!? ホンダがテスト車両の画像を公開【FL】
2021年10月4日、ホンダは自社の公式ツイッターにて新型シビック・タイプRの開発車両を公開した。
車両は左ハンドルで、外観デザインはすでに販売中のFL1型シビックをベースに、専用デザインのフロントバンパーや前後ワイドフェンダー、リアバンパー&ディフューザー、そしてリアウイングなどの装着により迫力あるスタイリングとしている。
2022年登場予定のCIVIC Type Rがテストを開始!#CivicTypeR #Nurburgring pic.twitter.com/Y1eoCiqRxx
— Honda 本田技研工業(株) (@HondaJP) October 4, 2021
リアウィングは、左右にステーを備える二本脚タイプ。ウイング部分の形状はシンプルなラインとなっており、FK8型と比べるとスッキリとした印象だ。排気系のレイアウトは、FL1型シビックでは左右二本だしへと改められたが、新型タイプRの開発車両では従来のFK8型を踏襲してセンター3本出し。ただしFK8型では3連テールのうち中央が小径とされたが、新型の開発車両では中央のみ大径へと変更されている。
開発車両のホイールは、FK8型Limited Editionに採用されたBBS製20インチ鍛造アルミホイールによく似た形状。タイヤもミシュラン製パイロットスポーツ Cup2と思われる。赤く塗装されたブレーキキャリパーにはブレンボのロゴも見える。
気になるのは、艤装用としてボディ表面に施されたラッピングで、よく見ると歴代タイプRのサイドビューのイラストが散りばめられたデザインとなっている。今後の自動車業界は電動化がますます加速し、ホンダ自身も今後はEVへのシフトを掲げているなかで、新型シビック・タイプRは「純ガソリンエンジン搭載車としての集大成」という、開発陣の強い思い入れが感じられる。
2022年の発売が予定されている新型シビック・タイプR。その全貌が明らかになる日が待ち遠しい。
(text:HondaStyle magazine)