【INDYCAR】インディカーの2021年シーズンはアラバマからスタート。佐藤琢磨選手は19番手から決勝レースに挑む
2021年シーズンのNTTインディカー・シリーズがいよいよ開幕。昨シーズンは新型コロナウィルスの感染拡大もあり、開幕が大幅に延期となったが、今年は当初に開幕戦が予定されていたセントピーターズバーグが第2戦にスライドし、本来第2戦に予定されていたアラバマのレースが開幕戦となった。
アラバマ州バーバー・モータースポーツ・パークで行われた開幕戦、今年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから30号車パナソニック/シールド・クリアランス ダラーラ・ホンダを駆って参戦する佐藤琢磨選手は、予選前のプラクティスから苦しい内容が続いた。
予選前に2回行われたフリープラクティスでは、佐藤琢磨選手はいずれも20番手。2グループに分かれて行われた予選に、佐藤琢磨選手はグループ1から出走。ここで10番手のタイムとなり、翌日の決勝レースに19番グリッドからスタートすることが決まった。
NTTインディカー・シリーズ開幕戦の決勝レースは、2021年4月18日の午前中にウォームアップ走行が行われ、午後3時30分(現地時間)にスタートとなる。
佐藤琢磨選手コメント
「期待したような予選にはなりませんでした。いろいろなことで苦しみました。2019年以来、サーキットがいい方向で変わったことは間違いありません。ずっと速いコースになりました。いろいろな意味で難しさがあり、僕たちはライバルに比べて多くのスピードを失った結果、パナソニック/シールド・クリアランスのマシーンは予選で20番手に沈んでしまいましたが、ここから挽回を果たすつもりです。決勝レース前にはウォームアップがあるので、そこで速さに磨きをかけ、週末をいい成績で締め括りたいと期待しています」
(text:Honda Style magazine)