ホンダアクセス、純正ナビゲーションシステム「Gathers」をさらに進化させて新発売
ホンダ車の純正アクセサリーを開発・販売するアクセスは、ホンダ車専用に開発した純正ナビゲーションシステム「Gathers(ギャザズ)」とそのオプションを一部改訂し、2020年11月20日に全国のホンダカーズにて発売する。
Gathersナビゲーションシステムは、人気を集めている大画面モデルを中心に9インチ、8インチ(2タイプ)、7インチ(2タイプ)と画面サイズと機能の異なる5タイプがラインアップされ、車種およびユーザーのカーライフに合わせて最適な製品を選ぶことができる。
今回、プレミアムモデルと一部の車種専用モデルの新たな機能として、ナビ画面上にて通りたい道路まで指を動かすことでルートを簡単に変更、再検索ができる「かんたんルートアレンジ」機能が一部のモデルに追加された。また、N-BOX/N-WGN、ステップワゴン、フィット用の車種専用ナビゲーションも機能やオプションの追加を行っている。
またGathersナビゲーションシステムは、すべてのモデルがインターナビ リンクアップフリー対応となっており、独自の渋滞情報やルート上の気象情報を活かしたインターナビルートのサービスが利用可能だ。
Gathersナビゲーションシステムには、より快適・便利に使っていただくためのオプションが多数用意されているが、今回は「ハイグレードスピーカー」と、リアカメラを活用した運転支援システム「リアカメラdeあんしんプラス3」も合わせてリニューアルされた。
ハイグレードスピーカーはJVCケンウッドと共同開発を行い、よりクリアで臨場感、開放感を感じさせるサウンドを実現。さらにホンダ車の車種ごとに専用チューニングされたナビゲーションシステムと組み合わせることで、ホンダ車に最適の音場環境で音楽を楽しむことができる。
対応車種により4スピーカーセット(3万円)、6スピーカーセット(4万5100円)の2種類がラインナップ。音源を忠実に再現するフロント/リア用スピーカーとツィーターの組み合わせにより、独自の低歪化技術で、音の輪郭をクリアに再現する。ナビに搭載される機能、車種専用音響チューニング「tuned by DIATONE SOUND」「音の匠」と組み合わせることで、より奥行き感のある音質を実現してくれる。
リアカメラdeあんしんプラスは、2015年に発売された、リアカメラから取得する画像を利用した運転支援システム。登場以来、幾度ものマイナーチェンジで機能を進化させてきた。今回追加となるリアカメラdeあんしんプラス3では、駐車時に便利な「後退駐車サポート」「後退出庫サポート」、高速走行時に死角になりやすい後側方の車両を検知する「後方死角サポート」に加え、新たに「後方車両お知らせ」機能が追加された。
この「後方車両お知らせ」機能とは、接近してくる後続車との車間距離が継続して近い時、音とナビ画面のインジケーターによりドライバーに注意を喚起するもの。適用車種はステップワゴン、フリード、ヴェゼル、シビック(タイプRを含む)、シャトル、フィット、N-BOX、N-WGN、N-VANと現行ホンダ車のほとんどを網羅。運転中の『ヒヤリ』を減らしたいユーザーにとって、大変心強い製品といえるだろう。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)