カプラーオン接続で簡単にブーストアップ! HKSからジェイド用パワーエディターが新発売
エンジンパーツや脚まわりなど、自動車用チューニングパーツを数多く開発・販売しているHKSでは、次世代型ブーストコントローラー『パワーエディター』を販売中。今回、そのラインナップに1.5リッターVTECターボを搭載するジェイド用が新たに加わった。
この「パワーエディター」は、従来型のブーストコントローラーでは制御することが不可能な、電動式や負圧制御式のアクチュエーターを採用しているターボ車のブーストアップを可能にするもの。車両の「圧力センサ」と「ECU」の間にパワーエディターを割り込ませることで、簡単にブーストアップすることができる。
今回設定されたのは、ホンダの低ルーフミニバン「ジェイド」の1.5リッターVTECターボ(L15B)搭載モデル。2018年5月にマイナーチェンジを受けた現行モデル[FR5型]が対象となっている。
HKSによると、このパワーエディターを装着することで最高出力はベース車両の151.3PS/5500rpmから160.1PS/5300rpm、同じく最大トルクは22.7kg-m/3400rpmから23.4kg-m/2500rpmへとアップするという。ピークパワー/ピークトルクともにアップしているだけでなく、発生回転数も下げられていることで、実用域での体感性能は大幅にアップしているといえそうだ。
このパワーエディターには「復帰用コネクタ」が同梱されており、これを接続することで簡単にノーマル状態に戻すことが可能。ノーマル状態とブーストアップ状態の違いを簡単に確認することができるという。
ボルトオンで手軽にパワーアップが体感できるパワーエディターの価格は3万8500円(税込)。チューニングの第一歩として、非常にコストパフォーマンスの高いパーツといえる。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)