ステップワゴンModulo Xもマイナーチェンジ。充実した専用装備はそのままに、商品力が向上
ホンダの3列シートミニバン、STEP WGN(ステップワゴン)がマイナーチェンジを受けたことに伴い、コンプリートカー・シリーズの「STEP WGN Modulo X」も小変更が行われた。
ラインナップは従来どおり、1.5リッター・ターボエンジンを搭載するModulo X Honda SENSINGと、2リッター+2モーターのハイブリッドという2種類。このハイブリッドモデルは、e:HEV Modulo X Honda SENSINGへと車名が変更された。
駆動方式はいずれもFFのみで、1.5リッター・ターボにはCVT(パドルシフト付き)、e:HEVにはi-MMDツインクラッチが組み合わされる。ベースモデルのSPADAおよびe:HEV SPADAでは、「わくわくゲート」非搭載のモデルも追加設定されたが、Modulo Xでは従来同様に全車が「わくわくゲート」を装備する。
外観では専用フロントグリル、バンパー、ビームライトなどのデザインには変更がなく、ガソリン車が17インチ、e:HEV車が16インチとなる専用ホイールやサスペンションまわりも、従来と同様にModulo X専用開発品を装着する。
またナビ装着車に用意されるGathersブランドの10インチのナビゲーションシステムは、イグニッションONでModulo Xのロゴとフロントマスクが浮かび上がる専用オープニング画面が浮かび上がり、オーナーの満足度を高めてくれる。そのほかマルチビューカメラシステム、スマートパーキングアシストシステム、後退出庫サポート、フロント用ドライブレコーダーDRH-204VD(32GBキット)がセット装着される。
車両価格は、Modulo X Honda SENSINGが359万9200円(10インチナビ装着車が395万4500円)。ハイブリッドのe:HEV Modulo X Honda SENSINGは409万4200円(10インチナビ装着車は444万9500円)となっている。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)