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【ホンダアクセス】これがトップドライバーの本気走り!「Modulo THANKS DAY」のカート大会は大盛り上がり

2025年2月24日、ホンダ車向け純正アクセサリーの企画・開発・販売を行うホンダアクセスは、栃木県・モビリティリゾートもてぎにて『Modulo THANKS DAY 2025』を開催した。 

『Modulo THANKS DAY 2025』は、市販アクセサリーのModulo、コンプリートカーシリーズのModulo X、そしてModulo Nakajima RacingとすべてのModuloファンに向けたイベントとなっており、オーナーズミーティングをはじめ様々なトークショーや参加者の試乗体験、助手席体験、さらには最新GT500車両のデモランなど盛り沢山の内容となっていた。

なかでも申し込み開始後すぐに「瞬殺」となってしまったのが、「ファン参加型カート大会」だ。Modulo Nakajima Racingの中嶋 悟 監督、伊沢拓也選手、大草りき選手、そしてModuloアンバサダーの大津弘樹選手が一般参加者とチームを結成し、モビリティリゾートもてぎの人気アトラクション、レーシングカート場にてタイムアタック合戦! トップタイムを出した選手が、中嶋監督の影武者(!?)となり、伊沢選手、大草選手、大津選手とガチンコレースを行うこととなった。

スターティンググリッドは、中嶋監督の影武者に選ばれたファンがポールポジション。以下、大津選手、伊沢選手、大草選手の順となった。7周で行われた決勝レース、スタートから飛び出したのはその影武者役選手。後方では大草選手も好スタートを決め、伊沢選手をパスして大津選手のすぐ後ろにつける。

2周目に入ると、Modulo Nakajima Racingのチーム内バトルが激化! 伊沢選手と大草選手はコーナーのたびにバンパーをぶつけ合うほどのバトルを展開し、レース解説をしていた中嶋監督も「今シーズン、うち(のチーム)は大丈夫かなぁ…」と思わずこぼしてしまうほど。

これぞレーシングドライバーの本気! カート幅ギリギリのスペースに全開で飛び込む! もちろん実際はトラックリミット違反

レースが折り返しをすぎると、これ以上トップから離されることは許されないとレーシングドライバーの本能が囁いたか、伊沢選手&大草選手のチーム内バトルは一時休戦。2台は前後にピタリと連なったパックを形成し、ときには彼らにしか見えない「ウラ道」も利用して、前方車両との差を縮めていく。

7周のレースはみごとに中嶋監督(を演じたファン)がトップチェッカー! 本物の中嶋監督が迎える

迎えたファイナルラップ、4台は急接近! トップを走行していた大津選手の背後につけた中嶋監督(の影武者)が大津選手の一瞬のスキを見逃さずトップを奪還すると、最後のダブルヘアピンで伊沢選手と大草選手もオーバーテイクに成功! 中嶋監督がチェッカーフラッグを振りおろし、白熱したレースが終了した。

こうして、ファン参加型のカート大会は大盛り上がりののちに終了。Modulo Nakajima Racingの伊沢拓也選手と大草りき選手、そして大津弘樹選手という今季もGT500クラスに参戦するトップドライバーと触れ合えたことで、来場者も大満足のコンテンツとなった。

(photo&text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)