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【GT500】「Modulo THANKS DAY」にて、64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTの2025年仕様カラーを大公開!!

ホンダ車向け純正アクセサリーの企画・開発・販売を手がけるホンダアクセスは、モビリティリゾートもてぎで開催された『Modulo THANKS DAY 2025』において、2025年のSUPER GTシリーズでGT500クラスに参戦する Modulo CIVIC TYPE R-GTの2025年マシンカラーリングを初公開した。

『Modulo THANKS DAY 2025』は、ホンダアクセスが30年に渡って手掛けてきた”Modulo”ブランドを愛するファンに向けて企画されたイベント。「実効空力」のコンセプトで知られる純正アクセサリーのスポーツブランドModulo、コンプリートカー・シリーズのModulo X、さらにSUPER GTのGT500クラスに出場しているModulo Nakajima Racingのすべてが堪能できる内容となっていた。

開催日の2月24日は、まさに透き通るような青空に恵まれ、予定どおり朝9時に開会式がスタート。Modulo開発アドバイザーを務める土屋圭市氏がシビック タイプRで登場したのに続き、ピットのシャッターが開け放たれると64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTがコースイン。爆音とともにホームストレートを2度通過するデモンストレーションランを行った。

その後、64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTはピットロードを走ってメインステージ前に停車。ステアリングを握っていたのは、2025年にModulo Nakajima Racing在籍6年目を迎えるベテラン、伊沢拓也選手だった。

今回が初披露となった2025年仕様カラーリングは、昨年に引き続き、64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTの特徴となっているグラフィティがサイドからルーフトップにかけて描いたもの。より大胆かつアグレッシブなデザインとされ、躍動感あふれる走りを予感させるデザインとした。

フロントマスクからサイドへと伸びるグリーンがアクセントとなっており、レーザービームのスピード感と幾何学的な美しさが融合し、先進的な印象を与えている。リアドアのウィンドウ部分には、ひと目でNakajima Racingと分かる大型のゼッケンナンバー「64」が描かれており、サーキットでの存在感を高めている。

『Modulo THANKS DAY 2025』において行われたModulo Nakajima Racingトークショーでは、中嶋 悟 監督、伊沢拓也選手、大草りき選手が登壇。すでに行われたセパンテストにおいて好感触を得ていることが語られるとともに、2025年仕様カラーリングについても「非常に気に入っている」と中嶋監督が笑顔で紹介するなど、仕上がりの良さを感じさせた。

ステージトークショーでは、伊沢選手から「中嶋監督は意外と(!?)ラッピングデザインのディティールにこだわりが強い」ことや、マシンと同様にレーシングスーツのデザインも一新されたことが語られた。

事前テストが好調であることから、中嶋監督は終始ニコニコと穏やかな笑みを浮かべていたが「あまり大きなことを言うと本番に響きそうだから控えめにね」と話すなど、2025年シーズンの開幕が待ちきれない様子。最後は「ますます進化を遂げる、2025年シーズンのModulo Nakajima Racingへのご声援をよろしくお願いします」という挨拶で締められた。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)