【COTY】ホンダ、日米でカー・オブ・ザ・イヤー受賞の快挙! 北米市場向けシビック ハイブリッドが栄冠に輝く
2025年1月10日(現地時間)、ホンダのアメリカ現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、北米市場向け「シビック ハイブリッド」が「2025 North American Car of the Year(2025北米カー・オブ・ザ・イヤー)」を受賞したことを発表した。
これはミシガン州デトロイトで開催された「2025 North American Car, Truck and Utility Vehicle of the Year Awards」の受賞式において明らかにされたもの。
2025北米カー・オブ・ザ・イヤーは、2024年に発売されたニューモデルとフルモデルチェンジ車両を対象に、アメリカとカナダの選考委員によって先進性、デザイン、安全性能、走行性能、顧客満足度など、総合的な評価に基づいて選考される。
シビック ハイブリッドは、優れた燃費性能と運転する楽しさを両立したハイブリッドシステムや快適な乗り心地、洗練されたスタイリングなどが評価された。
通算11代目となる現行シビックが北米市場にて発売されたのは、2021年6月のこと。スポーティで流れるような洗練されたデザインへの刷新、高い操縦安定性や優れた乗り心地の実現、また安全運転支援システム「Honda SENSING」が全タイプに標準装備とされるなど、高い商品力が幅広いユーザーから支持を集めている。
そして2024年7月に、シビック ハイブリッドが販売された。日本市場ではシビックe:HEVとして販売されているものと同じ、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステムを搭載。基本的にはエンジンは発電を担い、その電力を利用してモーターが駆動力を担当する。
ハイブリッドシステムの搭載に合わせて専用開発されたサスペンションチューニングや、ノイズを打ち消すアクティブノイズコントロール、エンジン音を強調するアクティブサウンドコントロールを採用したことなどにより、ハイブリッドならではの優れた燃費性能や滑らかな走りに加え、快適性と走りの楽しさを両立させた。
ホンダが北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するのは、2023年の「ACURA INTEGRA(アキュラ インテグラ)」以来、2年ぶり9度目のこと。シビックとしては、北米で11代目となる現行モデルで2度目、通算で4度目の受賞。1994年に北米カー・オブ・ザ・イヤーが設立されて以来、同一車種としては最多の受賞回数を誇っている。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)