【ホンダアクセス】純正アクセサリーで楽しむアウトドア・カーライフ！ キャンプや車中泊の達人によるヒントも伝授（1）

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ホンダ車向け純正アクセサリーの企画・開発・販売を行うホンダアクセス。”実効空力”コンセプトを掲げるスポーツブランドの「Modulo」で知られているが、純正アクセサリーはそれだけじゃない。様々なジャンルのカーライフを充実させてくれるアイテムがラインナップされており、今回はそれらの製品にスポットをあて、近年流行している車中泊や、クルマを使用したアウトドアの楽しみかたを提案する取材会が開催された。

取材会場となったのは、栃木県・那須塩原市にある『龍の国』オートキャンプ場。アウトドアのド定番であるバーベキューをはじめ、川沿いというロケーションを活かしてカヤック体験や渓流釣りが楽しめるほか、もちろん綺麗な清流で水遊びもOK。取材時の冬期はオフシーズンとなっていたが、夏期には週末は当然として平日でも予約がとれないほどの盛況ぶりだとか。 

そんな大人気のオートキャンプ場に、ホンダアクセス製の純正アクセサリーを装着した8台の車両が並べられた。アウトドア・カーライフというとSUVを連想しがちだが、やはり車中泊をテーマとすると広大な車内空間を誇るミニバンが便利……というわけで、ステップワゴンSPADAとフリードAIR、同CROSSTAR、N-BOX JOY、EVならではの楽しみかたを提案すべくN-VAN e:が2台。さらにSUVではヴェゼルHuNTパッケージ、WR-Vが展示された。

展示車両はホンダアクセス製の純正アクセサリーが装着されただけでなく、アウトドア・カーライフを楽しむ”プロ”がオススメするコーディネートでアレンジ。純正アクセサリーについてはカタログやwebサイトで見ることもできるが、実践している人たちならではの「ひと手間」には納得させられるものも多く、非常に見応えのある展示となっていた。

まず最初は、「車中泊でアウトドアを楽しむ」を具現化したステップワゴンSPADAを紹介しよう。

コーディネートを担当したのは、車中泊に関する様々な情報を発信する雑誌「カーネル」編集長、大橋保之さん。車外に並べられたアイテムを見ればわかるように、大人2名で釣りやカヌーを楽しむスタイルを想定している。

ステップワゴンの特徴は、なにより広大な車内空間。大人2名であれば、2列目と3列目のシートをフラットにしてマットを敷くだけで十分な就寝スペースが確保できる。運転席および助手席は運転時の状態をそのままキープし、目隠しも兼ねてセパレートカーテンを閉じるのみ。

そのほか後席の各ウィンドウには、プライバシーシェードを装着することでプライバシーを確保。車体デザインにぴったりと合うクオリティや、手触りほか質感の高さは純正アクセサリーならではだ。

装着後はご覧のとおり、プライベートスペースが完成。車内で電化製品が使用したい場合は、ACコンセントも純正アクセサリーで用意されているため、新車オーダー時に併せて申し込んでおくといいだろう。

もともとフロア高が抑えられているステップワゴンは、2列目&３列目シートをフルフラットにしてマットを敷いても、頭上空間には余裕がたっぷり。座って本を読んだり、パソコンを使って動画を視聴したりといった楽しみかたも可能。折り畳み式のテーブルを用意すれば、ちょっとした移動オフィスにもなりそう!?

左サイドの電動スライドドア開閉に連動するオートサイドステップや、LED付きのサイドステップガーニッシュといった純正アクセサリーを装着すれば、車内への出入りのたびにテンションもアップ！　イルミネーションの点灯により足元が見えやすくなるので、周囲に明かりの少ないオートキャンプ場では重宝しそうだ。

前述のように、運転席＆助手席をドライブ時からそのままに保てることは、外出先で急に移動する必要が発生しても対応しやすいだけでなく、就寝時には車外に拡げていたテーブルやチェアなどを一時的に締まっておくスペースとしても活用できる。

車内空間の広さを活かして多くの荷物を収納できるだけでなく、出かけた先でも自室のようなプライベートスペースを確保できるステップワゴンは、まさに車中泊にベストマッチ。4WD車がe:HEVには設定されずガソリン車のみとなる点は惜しいけれど、今回のような大人2名でのアウトドア遊びや、ファミリーでオートキャンプを楽しむような使いかたであれば、これほど頼りになる存在はないといえそうだ。

【ホンダアクセス】大人気の新型ステップワゴン、ふたつの個性をそれぞれ演出する純正アクセサリーをラインナップ！

（text：Kentaro SABASHI　佐橋健太郎）

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