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【S-GT】サーキットに響くサウンドと爽やかな笑顔! 2024年のSUPER GTに参戦するホンダ系チームをおさらい

国内モータースポーツにおけるトップカテゴリー、SUPER GT。今シーズンはホンダがGT500クラスに新型車両のCIVIC TYPE R-GTを投入するなど、例年にも増して注目が高まっています。

そんなSUPER GTシリーズもいよいよ終盤に突入します。第5戦(鈴鹿サーキット)が悪天候のため開催延期となり、このあとは第7戦(10/19-20オートポリス)、第8戦(11/2-3モビリティリゾートもてぎ)、そして第5戦(12/7-8鈴鹿サーキット)が開催されます。

そこであらためて、2024年のSUPER GTに参戦しているホンダ勢5チームをおさらいしておきましょう! 第4戦(富士スピードウェイ)の決勝レース前、グリッドボードを持つレースアンバサダーの笑顔もお見逃しなく!

STANLEY TEAM KUNIMITSU

100号車 STANLEY CIVIC TYPE R-GTは第4戦富士終了時点で37ポイントを獲得。2024シーズンのドライバーズランキングでは2番手となっており、これはCIVIC TYPE R-GT勢の中ではトップとなっている。

予選で2位を獲得しフロントローからのスタートとなった100号車 STANLEY CIVIC TYPE R-GT。グリッドボードを持つのは今年から大きく雰囲気が変わった(!?)、2024 STANLEY レースアンバサダーのひとり、日南まみさん

ARTA

8号車 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8は、開幕戦の岡山以来ポイントを獲得していなかったが第4戦富士では持ち前のポテンシャルをようやく発揮することが出来、サクセスウェイトが軽いという好条件もあってPole to Winをキメる大活躍を見せた。

ポールポジションを獲得した8号車 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8。グリッドボードを持つのは、ARTA GALSとしては2年目の木村理恵さん

Modulo Nakajima Racing

64号車 Modulo CIVIC TYPE R-GTは、GT500クラス唯一のダンロップタイヤ装着車両であり、それが良くも悪くも成績に響いてくると言える。しかし一度ハマると第4戦富士の予選の様にポールポジション争いを展開するポテンシャルを発揮。今シーズンから加入した大草りき選手の伸びしろも大きく、シーズン終盤において大きな期待が持てるチームだ。

予選3番手を獲得し、CIVIC TYPE R-GT勢の予選1-2-3制覇に貢献した64号車 Modulo CIVIC TYPE R-GT。グリッドボードを持つのはModuloスマイル2年目となる池永百合さん

Astemo REAL RACING

17号車 Astemo CIVIC TYPE R-GTは堅実にポイントを重ねていくイメージがあり、今季も開幕戦の岡山以外はすべてポイントを獲得している。どこかで優勝をすることが出来ればシリーズチャンピオン争いに加われるほどの実力を持っている。

0.1秒差で惜しくも予選5番手となってしまった17号車 Astemo CIVIC TYPE R-GT。グリッドボードを持つのは日立Astemoレースクイーンとして2023年にレースアンバサダーデビューし、今年で2年目となる安倍有里子さん

ARTA

16号車 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16は、2023シーズンではチャンピオン争いを展開しGT500クラスでの存在感を示していた。2024シーズンは大津弘樹選手のパートナーとして新たに佐藤漣選手が加入、第3戦鈴鹿では予選2位、決勝3位と大活躍を見せた。

Q1では5番手につけながら、30kgのウェイトが影響したのかQ2が振るわず10番手のグリッドからのスタートとなった16号車 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16。グリッドボードを持つのは、ARTA GALSを2020年から務めて5シーズン目となる、はらことはさん

かつて3台のNSX GT3が参戦していたSUPER GTのGT300クラスだが、2024年は18号車 UPGARAGE NSX GT3のみ。まさに孤軍奮闘といった18号車だが、2023シーズンは幻の優勝となったSUGO戦も含めれば3度もトップチェッカーを受けた強豪。2024シーズンは第2戦富士の7位が最高位となっているが、サクセスウェイトの軽さを生かせば残りのレースで優勝争いをするには充分なポテンシャルがあるだろう。

唯一のNSX GT3となる18号車 UPGARAGE NSX GT3は、17番グリッドからのスタートとなった。グリッドボードを持つのはTEAM UPGARAGE「HONEYS」として2年目となる阿比留あんなさん

(photo&text:Kazuhiro MATSUNAGA 松永和浩)