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【24BIMS】ホンダブースで最新モデルの「シティ ターボ」を発見! 純正アクセサリーModulo装着車両がカッコいい

2024年3月25日、タイ・バンコク郊外にて「バンコク国際モーターショー2024」が開幕。3月25〜26日の両日がプレスデイとなり、3月27日から一般公開となった。会場となったのは、昨年と同様に大型展示ホールのインパクトアリーナで、日本や欧州メーカーのほか躍進著しい中国メーカーやブランドが数多く出展した。

ホンダブースでは4輪だけでなく2輪やマリン製品もあわせての展示となっているが、新型EVのe:Ny1をはじめとして日本国内では販売されていない多くの車両が並んだ。なかでも「日本でも売ってほしいなあ」と思わずにいられないモデルが「シティ」である。

シティ ハッチバック(Moduloアクセサリー装着車)

日本国内市場に「シティ」の車名を持つモデルが初めて登場したのは、1981年のこと。シビックより小排気量のコンパクトカーで、独特のトールボーイスタイルなどが注目を集めた。

しかし1986年に登場した2代目モデルでは一転してロー&ワイドなフォルムへと変更され、1995年まで販売されるロングセラーとなったものの、事実上の後継モデルは「ロゴ」そして「フィット」へと車名が変更されていった。

ただし海外市場において「シティ」の車名およびモデルは継続されており、とくにアジア圏では多くの台数が販売されている。現行モデルは2019年に登場した通算7代目モデルで、タイでは4ドアセダンのほか5ドアハッチバックが販売されている。

位置付けとしてはコンパクトカーであり、日本名フィット(一部海外市場名ジャズ)とキャラクターは重複するが、シティハッチバックのボディサイズは全長4345×全幅1748×全高1488mmであり、5ナンバーサイズの現行フィットに比べるとひとまわり大きい。

パワーユニットは2種類で、注目はタイ仕様のみに設定されるP10A型1リッター3気筒VTECターボ。タイ政府の定めるエコカー認定基準を満たすために用意されたユニットで、ボア×ストロークは73.0×78.7mm。最高出力は122PSとなる。

シティ セダン e:HEV RS

もうひとつは日本国内向け「フィット」でもおなじみのe:HEV仕様で、1.5リッター4気筒にモーターを組み合わせたもの。外観をスポーティな仕立てとした上位グレード「e:HEV RS」が設定される。トランスミッションはいずれもCVTのみとなる。

シティ セダン e:HEV RSのインパネまわり

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)