【TAS24】無限ブースはFL5型シビック タイプRのチューニング車両2台を展示。スーパーフォーミュラ車両SF23も必見
無限ブランドのアフターパーツ開発やモータースポーツ活動を行うM-TEC（以下 無限）は、2024年1月12日（金）から14日（日）まで、千葉県・幕張メッセにて開催される「東京オートサロン2024」において、カスタマイズの可能性を提案する四輪車やモータースポーツ競技車両を展示する。
東京オートサロン2024における無限ブースのコンセプトは「MUGEN POWER 2024」というもの。その名のとおり、市販車をベースにしたカスタムコンセプト車両や、モータースポーツに参戦したマシンが展示される。
FL5型シビック タイプRをベースにした2台のカスタムモデル
市販四輪車では、2023年の東京オートサロンにて展示をした「CIVIC TYPE R MUGEN Concept」を、素材や形状の異なる「Group.A」そして「Group.B」というふたつのパーツ群にわけて市販化すべく、１年かけて開発した量産プロトタイプ仕様の「CIVIC TYPE R」を展示する。
赤いボディカラーの「Group.A」は、樹脂素材やステンレス素材を基本とした無限パーツ群を装着。量産を前提としたパーツを装着した車両となっている。
いっぽう、FL5型シビック タイプRに設定のないシルバーのボディカラーを纏った「Group.B」は、究極のタイプRをコンセプトに掲げて開発。装着された各パーツは形状に拘り抜いているだけでなく、カーボンやチタンといったモータースポーツシーンでも多用される高性能・高品質素材を惜しみなく使用。さらなるハイスペックを実現している。
モータースポーツでは、2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権にて野尻智紀選手がドライブした「Red Bull MOTUL MUGEN SF23」が展示される。
テレメトリーシステム技術体験
無限が開発したテレメトリーシステムは、2022年よりスーパーフォーミュラに参戦する全車両に搭載され、車両の走行時のハンドル角度や車速などの膨大なデータを低遅延で取得・伝送することを可能にした。スーパーフォーミュラでは、このテレメトリーシステムを活用したアプリケーション「SFgo」を開発し、リアルタイムで車両の情報を得ながらレース観戦する、新たなモータースポーツの観戦方法を確立、多くのファンに楽しまれている。
今回の無限ブースでは、テレメトリーシステムと「SFgo」の体験コーナーを設置。また、テレメトリーシステムで得られた情報をドライバーやエンジニアがどのように活用しているのか、様々なチームのドライバーをゲストに迎えレースを振り返るトークショーも実施予定となっている。無限のテレメトリーシステムが可能にした、新たなレース体験を楽しむことができる。
アニメ「HIGH SPEED Étolie」とコラボレーション！
無限がテクニカルアドバイザーとして制作協力を行っているハイパーアクションレースアニメプロジェクト「HIGH SPEED Étolie（ハイスピードエトワール）」の世界観を、TEAM MUGENのスーパーフォーミュラマシンと共に表現。「HIGH SPEED Étolie」とのコラボレーションコーナーでは、スタンプラリーも実施される。
また2024年1月14日（日）には、ホンダブースと無限ブースにて声優陣によるトークショーも実施予定となっており、ファンには見逃せない内容といえる。
（text：Honda Style Web）