【HKS】静粛性と低排圧を両立した高性能マフラー「LEGAMAX SPORTS」に、FL5型シビック タイプR用が新設定
総合チューニングパーツメーカーのHKSは、静粛性と低排圧の両面を兼ね備えたハイパフォーマンスマフラー「LEGAMAX SPORTS」に、FL5型シビック タイプR用を新たに設定。2023年10月31日より発売を開始した。価格は30万4700円(税込)。
「LEGAMAX SPORTS」は、メイン素材にSUS304/SUS304Lステンレスを使用。φ75パイプと絞り無しフルストレート構造を採用することで、純正マフラーに比べてマイナス30%の低排圧を実現。テールエンドはΦ119径のデュアルタイプで、HKSロゴ入りチタンテールを採用することでスポーティなリアビューを演出してくれる。
バルブレス構造としたことで、純正のバルブが配置されていたスペースを有効活用。パイプ径を全体的に拡大したことで、全域に渡って逞しいスポーティサウンドが楽しめる。サウンドチューニングにより車内への不快なこもり音を無くし、快適な車内空間を実現した。
ただし、シビック タイプRの純正ECUではトルクベースで出力の管理を行っているため、マフラー交換のみではエンジン出力が純正値に抑えられてしまう。そこでLEGAMAX SPORTマフラーとHKS Power Editorを組み合わせることで、よりブーストアップが実現可能となり、出力アップが行える仕様となっている。
ところでFL5型シビック タイプRでは、バルブ機構を採用する純正マフラーを他製品へと交換した場合、エラーコードが記録される(チェックランプは点灯しない)。バルブレス仕様のLEGAMAX SPORTSマフラーへと交換する場合も、エラーコードの発生や記録が懸念されるが、LEGAMAX SPORTSマフラーにはアクチュエータが付属しており、これを使用することで回避できる。
LEGAMAX SPORTSに付属するアクチュエータは純正バルブの機構を再現しており、純正モーターを装着することで純正バルブと同等の動きをするため、エラーコードが発生しない仕様となっている。
このエラーコードについては、車両のOBDに診断機を接続して診断することで発生の有無が確認可能。2024年10月1日からはOBD車検が開始予定となっており、車検時にエラーコードが記録されていると車検に通らない恐れがある。
ただしLEGAMAX SPORTSに付属するアクチュエータを使用すれば、車両側へエラーコードが記録されることが無いため、OBD車検が開始されても安心して使用することができる。
(text:Honda Style Web)