【オーナー紹介】自らサーキットを走って「壊れないチューニング」を追求! S660オーナーから支持を集めるt-racing
2023年7月18日(火)、ホンダ車だけのサーキット走行会『Only HONDA CHALLENGE RUN(オンリーホンダチャレンジラン/OHCR)2023』が静岡県・富士スピードウェイにて開催されました。
シビックやインテグラ、S2000といったスポーツモデルのほか、アコードやフィット、さらにはビートやS660の軽スポーツ、N-ONEオーナーズカップ参戦車両など参加車両は盛りだくさん。そんな同イベントに愛車とともに参加したオーナーを紹介していきましょう!
富士スピードウェイ以外にも鈴鹿やもてぎで走行テストを実施
大阪の『t-racing』といえば、S660オーナーには広く知られたチューニングショップ。各オーナーの走りかたや使用環境に合わせてベストなチューニングパーツを提案・装着してくれるほか、t-racingオリジナルのパーツも多数開発しており、さながらS660のチューニングコンシェルジュといった印象です。
そんなt-racing代表の福島隆樹さんは、チューナーであると同時にドライバーでもあります。自社で開発したパーツはもちろん、ショップを訪れたオーナーに提供するチューニングメニューは『自身で走って確かめる』をモットーとしているそうです。
今回「オンリーホンダチャレンジラン」に参加したのも、現在開発というエンジンチューンについてフィーリングを確かめるため。デモカーのS660は最大トルク20kg-mを超えており、過去に最高速度210km/hを記録したこともあるとか。
残念ながら、この日は最高気温38度という猛暑でもありべストラップ更新はならなかったそうですが、それでもストレートでの最高速度は198.5km/hを記録。これだけの高出力を絞り出しながらも、厳しいコンディションのなかトラブルの気配すらなく走れてしまうのはt-racingの持つノウハウが優れている証といえるでしょう。
もうちょっとパワーを上げるなどしてチューニングを楽しみたいけれど、トラブルへのリスクが増えるのはちょっと…と思っているS660オーナーは、ぜひいちどt-racingの福島さんを訪ねてみてはいかがでしょうか。
(photo:Yoshiaki AOYAMA 青山義明、text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)