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【約2年ぶり】30周年目前で日本国内市場に復活!! 新型オデッセイが2023年冬に販売開始【マイナーチェンジ】

ホンダは、2023年冬に発売を予定しているオデッセイ(ODYSSEY)のマイナーチェンジモデルに関する情報を、ホームページで先行公開した。発売に先駆け、2023年秋より先行予約の受付を開始する予定としている。

オデッセイは、使う人の生活をより楽しく豊かに広げることを目指す「クリエイティブ・ムーバーシリーズ」の第1弾として、1994年10月に初代モデルが登場。現在に続くミニバンブームの先駆けとなった。多人数がゆったり乗れる空間、低床・低重心パッケージによる高い走行性能、洗練されたデザインなどは多くの支持を集めた。

日本国内市場ではすでに販売を終了していたオデッセイだが、今回2023年冬に「復活」する。とはいえホンダが明らかにした写真を見るかぎり、その外観は前モデルのマイナーチェンジ版だ。

オデッセイを生産していた狭山工場が閉鎖される際、同じく狭山工場で生産されていたレジェンドやクラリティと共に日本市場での販売を終了した…というのがこれまでの経緯だが、新型オデッセイは中国・広汽ホンダの現地工場で生産され、日本国内へと輸入される。

今回、日本市場への「復活」がアナウンスされた新型オデッセイは、両側に電動スライドドアを備える3列シートミニバンという基本設計は変わらず。ホンダ独自の超低床プラットフォームによるゆとりある空間と、風格あるスタイリングは継承されており、「精錬」をコンセプトとした押し出し感と高級感のある新たなフロントグリルを採用。シンプルでありながらも重厚感を感じさせるデザインとしている。

また新グレードとして、e:HEV ABSOLUTEにEX BLACK EDITIONを設定。かつてCR-Vにも同名のモデルが設定されたが、ブラックを基調としたフロントグリルやドアミラー、アルミホイールなどを採用することで、洗練されたプレミアムなイメージを創り出している。

インテリアは本革シートを標準装備とし、2列目には両側アームレスト付4ウェイパワーシートとシートヒーター、折りたたみ式の2列目シートセンターテーブルを採用。さらに快適な室内空間を実現している。そのほかエレクトリックギアセレクターやワイヤレス充電器を新たに装備し、より利便性を高めた。

また安全運転支援システムの「Honda SENSING(ホンダ センシング)」には、新たに近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能を追加。車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載し、安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」の利用も可能だ。

前述のように、初代オデッセイが登場したのは1994年。来年には生誕30周年のアニバーサリー・イヤーを迎えることになるが、その目前に日本市場へ「復活」を果たすことになる。これまでと同様、ステップワゴンより上級に位置づけられるミニバンとして導入されるが、車両価格を含めた詳細は今秋に明らかとなる。

(text:Honda Style Web)

オデッセイ先行情報サイト
https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/new/