【愛車日記】まだまだ続く寒い冬、愛車もドライバーも「備えあれば憂いなし」 スタッドレスタイヤで氷上＆雪上運転体験！

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2月初旬には立春を迎え、暦のうえでは「春」となる時期ですが、まだまだ寒い日が続きます。とくに近年は気温の変化が激しく、突然の降雪や積雪により電車が運休となったり、また高速道路が通行止めとなるなど、交通機関へも大きな影響を与えることが珍しくありません。

そんな積雪による高速道路や一般道の交通トラブルで、よく聞かれるのが「立ち往生」です。つい先日も、視界が確保できないほどの吹雪や、一瞬で身動きがとれなくなるほどの豪雪が原因で動けなくなってしまう事態が報道されたばかり。

ただ上記のようなケースは「天災」といえますが、雪が積もり始めた道路をノーマルタイヤで走行して事故を起こしてしまったり、あるいは坂道などで動けなくなって立ち往生すると、後続車が進むことができず大渋滞に繋がってしまいます。

この場合はほぼ「人災」と言っていいと思いますが、だからこそ大事なのは「備えあれば憂いなし」または「転ばぬ先の杖」というわけで、季節的には大変遅ればせながら、愛車N-ONE Modulo Xにスタッドレスタイヤを装着しました。

左右非対称パターンを採用したGOODYEAR「ICE NAVI 8」を装着

N-ONEオーナーズカップ（NOC）の参戦車両として活躍（!?）している384号車ですが、ふだんは日常の買い物や取材のアシとして、東へ西へフツーに使い倒す日々を過ごしています。幸いなことに僕（佐橋）が住む埼玉県は今冬まだ降雪はないけれど、取材先で降雪や積雪に見舞われても大丈夫なように、スタッドレスタイヤを新調しました。

今回、僕が選んだのはGOODYEARの現行スタッドレス「ICE NAVI 8」です。数あるスタッドレスタイヤのなかで同製品を選んだのは、NOCで使用しているGOODYEAR RV-Fの乗り味が、とても素直でクセのないハンドリングで気に入っているから。

スタッドレスタイヤとはいえ、実際には雪のない舗装路を走る場面のほうが多いわけで、同じメーカー製品であれば走行フィーリングも似ているだろうという（安易な笑）読みです。

スタッドレスタイヤを導入したことで、クルマ的には「備えあれば…」となったものの、大事なのはステアリングを握るドライバーの「技量」と「経験」です。

自動車メディアで働いていると、平均して年に数回は雪上で運転する機会に恵まれますが、僕はウィンタースポーツの趣味を持たないため、言い換えれば雪上での運転経験は年に数回のみ。そこで、どこか雪上での運転を練習できる場はないものかと探していました。

広大な湖上で走りホーダイ、滑りホーダイ

そんななか、384号車でNOCに出場するにあたり車両メンテナンスをお願いしている「HCMスポーツガレージ」が、2023年2月16日（木）に、長野県・女神湖で氷上ドライビングトレーニングを行うとのこと。

長野県の中央東部に位置する女神湖は、標高1540メートルの高地にある人造湖。平均水深が低いこともあり冬季は湖面が全面凍結するため、凍った湖上の特設コースをクルマで走ることができます。

スケートリンクを想像してもらえればわかるように、氷上は雪上よりさらにミューが低く滑りやすいため、クルマのコントロール技術を磨くにはうってつけ。地元の企業や警察も運転トレーニングの場として使用しているんだとか。湖上ということで障害物などがなく、コースアウトしてもクルマを壊す心配が（ほとんど）要らない点も嬉しいですね。

というわけで、この「女神湖での氷上ドライビングトレーニング」に、僕もGOODYEARのスタッドレスタイヤ「ICE NAVI 8」を履いた384号車N-ONE Modulo Xで参加することにしました！　女神湖の氷上はもちろん、積雪が予想される現地までの道のりも今からドキドキですが、最新スタッドレスの実力を味わいながら慎重に走ってこようと思います。

そして僕と同じように『氷上・雪上での運転を経験してみたい』という方、ぜひ参加してみませんか？　滑りやすい氷上や雪上での運転経験は、万が一の際にきっと役立ちますし、街中で急に天候が悪くなってきたようなときでも、きっと心に余裕が持てる（はず）。

まだまだ寒い季節は続きますが、クルマもヒトも「備えあれば憂いなし」ですからね！

（text：Kentaro SABASHI　佐橋健太郎）

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