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【TAS23】ホンダ系チューナー「SPOON」、オリジナルパーツを装着したFL5型シビック・タイプRを出展【スプーン】

ホンダ車用アフターパーツの開発・販売で知られるSPOON(スプーン)が、千葉県・幕張メッセで開催された「東京オートサロン2023」にFL5型シビック・タイプRを出展した。外観はスプーンらしくベース車両のスタイリングを保ちつつ、オリジナルのリアウィングや脚まわりパーツの装着により、FL5型シビック・タイプRの魅力をさらに引き立たせる内容となっている。

外観では、クレインネックタイプのリアウィングのほか、シャープな形状が特徴的なエアロミラーを装着。排気系はセンター二本出しタイプのN1マフラーで、脚まわりはKWと共同開発したフルスペックダンパーキットが採用されている。

この展示車両は車高調整式サスとなっているが、純正ダンパーと組み合わせるプログレッシブスプリングは2月末に発売予定とのこと。

インテリアでは、SPOON製スポーツステアリング(4万5100円)とシフトノブ(4950円)を装着。純正ステアリングスイッチを移設する「ボススイッチブラケットキット(7万3700円)を組み合わせることで、レーダークルーズコントロールやオーディオ類など様々な機能スイッチを引き続き使用することができる。

シートは運転席にフルバケットタイプのカーボンバケットシート(18万1500円)を装着。助手席は今後に発売が予定されているリクライニングバケットで、バックレスト部にはSPOONのロゴが配されている。

ホイールは軽量かつ高剛性を誇る「SW388」で、タイヤはブリヂストン製ポテンザRE71RS。サイズは前後とも265/35R18を装着する。ホイールの奥に見えるブレーキローターはSPOONオリジナルのスリット入り2ピースタイプで、ブレーキパッドもSPOON製を組み合わせる。

ブレーキキャリパーは前後とも純正を使用し、フロントのブレンボ製キャリパーはSPOONカラーに塗装されていた。

今後は各製品の市販化に向け、さらなる開発を進めていくとのこと。詳しい開発状況などは、SPOONおよびTYPE ONEのホームページやSNSのほか、ホンダスタイルWebでも随時紹介していくので、FL5型シビック・タイプRオーナーはぜひお楽しみに!

(photo&text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)