【ホンダアクセス】コンセプトは「人生謳歌」。ZR-Vの純正アクセサリー仕様はプレミアムスタイル
2023年4月のローンチを予定しているホンダの新型クロスオーバーSUV「ZR-V」は、オリジナリティあふれるスタイリングで、発売前からおおいに話題を集めている。
見てのとおり、そうしたフォルムのよさをさらに引き上げるのが、ホンダアクセスによる純正アクセサリー群。とくに「Premium Style」とネーミングされたエクステリアパッケージに注目したい。
外観を彩るのは、フロントロアースカート（5万9400円）、LEDフォグライトとフォグライトガーニッシュ（6万2700円）、サイドロアーガーニッシュ（4万4000円）、リアロアーガーニッシュ（4万9500円）、テールゲートスポイラー（4万1800円）、リアライセンスガーニッシュ（1万9800円）、そして19インチアルミホイール『MG-030（5万8300円／1本）』から構成されるアイテム群だ。
ロアースカートやロアーガーニッシュは、スポーティかつ上質なシルエットに変身させるだけでなく、ダスクグレー・メタリックの加飾パーツの効果によってSUVらしいタフなイメージをプラスしているのもポイント。それでいてワイルド一辺倒というよりは洗練された雰囲気としているのが、純正アクセサリーらしいところだ。
こうしたエクステリアの上質と洗練に寄与しているのが、ブラックのアクセントだろう。テールゲートスポイラーや19インチアルミホイール「MG-030」はベルリナブラック、ドアミラーカバー（9900円）はクリスタルブラック・パール、さらにフォグライトガーニッシュや車体前後のブラックエンブレム（1万1550円）がボディを引き締めている。
さらにプレミアム度を高めてくれる純正アクセサリーとして注目したいのが、イルミネーション類だ。キャビンを彩るのはフットライト（1万6500円）、センターコンソールボックス＆ドリンクホルダーイルミネーション（2万4200円）、ドアポケットイルミネーション（1万6500円）といったもの。
さらに定番アイテムでもある、サイドステップガーニッシュ（3万7400円）を加えた「光のアイテムパッケージ」は、ZR-Vのナイトドライブをグッと高級にしてくれることうけあい。
サイドステップガーニッシュのイルミネーションは、LEDの光が流れるシーケンシャルタイプとなっているのも、プレミアムな雰囲気を感じさせてくれる。
ラゲッジに荷物を積む込む際にキズがつくのを防いでくれる、リアパネルライニングカバー。今回のZR-Vでは、こちらにシーケンシャルのイルミネーションが組み込まれて「リアパネルライニングカバーイルミネーション（2万7500円）となった。
このような内容で製品化されるのは純正アクセサリーとしては初めてということだが、電動テールゲートを開けるたびにスッスッと光が流れていく様は、所有満足度を高めてくれるものだ。
実用性でいえば、11.4インチという大画面のホンダコネクトナビ『LXM-237VFLi（31万200円）』も見逃せない。視界をじゃますることないスマートなインストールぶりも純正アクセサリーならではだ。前後＋車内を撮影できる3カメラドライブレコーダーや、ETC2.0車載器との連動機能も備わっている。
カーオーディオでは、ハイグレードスピーカーシステム（8スピーカー）も設定している。こちらのスピーカーとリアロアーガーニッシュはXグレード専用となるが、あえてエントリーグレードを選んで、上級グレードとの価格差で純正アクセサリーを装着したくなる完成度を感じさせてくれる一台だ。
まとめると、純正アクセサリーによって彩られたZR-Vは、エントリーグレードながら上級グレードとは異なるプレミアムな個性を発揮する仕上がりとなっていた。純正アクセサリーの開発コンセプトは「人生謳歌」。まさにZR-Vの魅力を引き立て、プライドを満たしてくれる存在感のある一台に仕上げることができる。
（photo：Kiyoshi WADA 和田清志、text：Shinya YAMAMOTO 山本晋也）
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