【S660】リアルカーボン素材を使用したドアミラーカバーが新発売。高精度&激薄フォルムでスポーティさを大幅アップ
多くのアフターパーツメーカーからカーボン素材を採用したエアロパーツがリリースされているS660だが、純正に「チョット足し」するだけで愛車をスポーティに彩ってくれるアイテムがユニカーボから登場した。すでに好評販売中のドアハンドルカップ・カバーに続く第二弾、「ドアミラーカバー」が新発売となった。
軽自動車というボディ寸法のワクを守りながら、ミッドシップ・レイアウトのスポーツカーらしいフォルムを実現したS660。そのスタイリッシュなデザインを一際引き立たせているのが、シャープな形状のドアミラーだ。
ユニカーボ製「ドアミラーカバー」は、S660のドアミラーにかぶせて装着することで外観の精悍さを強調してくれるアイテム。製品は純正ドアミラーの上半分に装着する設計となっており、左右セットで構成される。価格は4万1800円(税別)となっている。
製品は左右ミラー用カバーがセットとなっており、素材にはリアルカーボンを使用。S660の純正ミラーカバーに密着させるため軽さ、薄さ、耐久性をとことん追求している。
最大の特徴は、リアルカーボン素材を「VaRTM製法」により製作することで、高い品質や優れたフィッティングを実現。一般的な製品がハンドレイアップと呼ばれる工法で製造されるのに対し、航空機や宇宙機器用部品の製造にも用いられるVaRTM製法を採用している。
そのためドアミラーカバーの厚さは約0.6mmに抑えられ、低価格を優先したウェット製法では表現が難しい薄さを実現。それでいて強度は高く、また高い製作精度により優れたフィッティングも実現しており、これらはVaRTM製法の成形品ならではだ。表面はUVクリア塗装済みであるため、装着するだけでS660のフォルムをキリリと引き締めてくれる。
装着は両面テープで車両に貼り付けるだけのボルトオンで、製品にはすでに両面テープが貼られているほか、装着の手順も動画にて公開されているので、ほとんどの人がDIYで装着することができるだろう。
リアルカーボン製「ドアミラーカバー」の存在感はバツグンで、ご覧のように愛車を精悍に演出してくれる。そしてさらに「カーボン感」を強調したいオーナーには、ドアミラー下部への装着もオススメだ。
じつはS660のドアミラーは上下対称となっており、ミラーカバーも上下は共通。そのためユニカーボ製「ドアミラーカバー」を2セット購入すれば、ミラー全体をカーボンとすることができる。なおユニカーボ製「ドアミラーカバー」が装着できるのはS660の前期型のみで、ウィンカー内蔵式となった後期型には対応していないので注意が必要だ。
VaRTM製法を採用したことにより、一般的なウェットカーボンでは実現不可能な薄さ、強度、精密さを実現した製品を次々とリリースしている「ユニカーボ・プロダクツ」。購入希望のS660オーナーの方は、下記のメールアドレスから購入申し込みを行うことができる。
これまではS660用のみの製品ラインナップとなっていたが、現在は新型シビック・タイプR(FL5)用のミラーカバーも開発中とのことで、今後ますます注目の存在となっていきそうだ。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)