【EG6】フルノーマルでも車検がアブない!? 愛車に長く乗りたいEG6シビック ・オーナー待望のスポーツ触媒が登場!
総合アフターパーツメーカーのSARDから、EG6型シビックSiR(MT車)用のスポーツ触媒が新登場。保安基準適合品で、自動車排出ガス試験の証明書も付属する。価格は9万9000円(税込)で、宮城県のホンダ車専門ショップ『オートショップS.T.A.』にて販売中だ。
継続車検で「2年前は排ガス基準内だったのに…」ということも
2022年現在、国産スポーツカーの中古車価格は総じて上昇傾向にある。なかでも人気の中心となっているのが、1990〜2000年代の「ネオクラシック」世代のモデルは、発売当時を知る40〜50代はもちろん、20〜30代の若年層からも多くの支持を集めている。
そんなネオヒストリック車を公道で乗り続けるために、気をつけておきたいのが純正部品の確保だ。というのも生産終了から15〜20年が経過しているネオヒストリック世代の車両は、補修部品も生産を終了しているケースが多く、新品での購入は難しい。内外装のパーツはもちろんのこと、電装系や機関系の部品においては、安心して乗り続けるために中古部品をストックしているというオーナーも多いという。
そして動力性能だけでなく、気をつけたいのは「排ガスの基準値をクリアしているか」という点だ。日本の車検制度では、自動車の排気ガスにおける一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)の数値に一定の基準を設けている。その排気ガスを浄化する装置が「触媒」だが、ネオヒストリック車両では純正装着されている触媒の性能が低下しているケースも多く、極端な例では排気系がフルノーマルであっても落ちる(基準値を超えてしまう)ことがあるという。
とはいえ新品の純正触媒は前述のように製造終了しており、ネットオークションで中古の触媒を探そうにも、中古ゆえ浄化性能についてはあまり期待ができない。ネット上では車検場での検査をクリアするための「裏ワザ」的な情報も散見されるが、それでは本質的な意味での解決とは言えないだろう。
そこで宮城県・仙台市のホンダ車専門スポーツショップ『AUTO SHOP S.T.A.』では、愛車を長く快適に乗り続けたいというホンダ車オーナーの想いに応えるべく、総合アフターパーツメーカーの「SARD」とともに、EG6型シビックSiR(MT車)向けのスポーツ触媒を開発、発売を開始した。
このEG6用スポーツ触媒は、B16A型エンジンを搭載したSiRグレード(MT車)に対応。継続車検に求められる排気ガスの浄化性能をクリアしている保安基準適合品で、製品には「排ガス試験証明書」が付属する。
保安基準を大幅に下回る高い浄化性能を実現しているだけでなく、高い排気効率を両立させているため、ハイパワー&ハイレスポンスが体感できる。純正触媒と交換するだけのボルトオン装着で、社外エキマニや社外マフラーとの組み合わせもOKなのは嬉しいところ。
オートショップS.T.A.では、そのほかにもEG6用のエキゾースト中間パイプ(5万5000円)や、脚まわりではリアロアアーム(ブッシュ組込済み)、リアトレーリングアームブッシュ、フロント強化コンプライアンスブッシュなどをラインナップ。これからも愛車を長く乗り続けたいEG6オーナーにとっては、大注目の新製品、そして心強いショップといえるだろう。
(photo:Yoshiaki AOYAMA 青山義明、text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)
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