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【GT500】第3戦・鈴鹿、64号車Modulo NSX-GTは得意のコースで期待されたが、ミスが響いて予選は11番手

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2022 SUPER GT 第3戦(鈴鹿サーキット)
#64 Modulo NSX-GT
予選:11位
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ゴールデンウィークに開催された第2戦から、約3週間のインターバルを挟んでSUPER GTシリーズ第3戦が三重県・鈴鹿サーキットにて開幕した。前回の第2戦は、レース距離が450kmとセミ耐久のような印象だったが、今回の第3戦は開幕戦と同様のレース距離で「たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE」として行われる。

前日の搬入日は強い雨に見舞われた鈴鹿サーキットだったが、レースウィーク初日となる5月28日は夏の訪れを思わせる陽射しと青空に恵まれ、絶好のレース観戦日和のなかでフリー走行および予選が行われた。

64号車Modulo NSX-GTにとっては、昨年8月に開催された2021年SUPER GT第3戦でポールポジションを獲得した相性の良いサーキット。サクセスウェイトもライバルに比べて低いため、今大会の有力候補のひとつに挙げられる。

5月28日の午前中に行われた公式練習において、64号車Modulo NSX-GTは1分46秒717を記録。GT500クラスでは9番手となった。しかし今回よりも気温・路面温度ともに高かった昨年の第3戦では、公式練習で1分45秒997、予選Q1では1分44秒733までタイムを伸ばしていたことを考えると、もう一段マシンの仕上がりを引き上げたいところ。

午後にはGT300クラスから予選がスタート。14時55分を迎えても気温は28度、路面温度は44度と、初夏を過ぎ夏本番といった暑さとなった。そして15時28分、GT500のQ1が開始された。

64号車Modulo NSX-GTは、伊沢拓也選手が予選Q1を担当。念入りにタイヤを暖めてアタックに臨んだが、わずかなドライビングミスが影響してしまい、1分45秒293で11番手。Q2進出は果たせなかったものの、公式練習から1秒5近くのタイムアップを実現しており、決勝レースでの巻き返しに期待がかかる。

そのほかホンダ勢の予選結果は、16号車が4位、17号車が5位。前戦で優勝を果たした8号車は13位、そして100号車が14位と、いずれも決勝レースでは後方から着実な順位アップを目指すレースとなる。


中嶋 悟 総監督コメント
「期待が大きかっただけに残念でしたが、小さな1ヵ所のミスが響いた結果となってしまいました。明日はなんとかポイントを獲得できるよう、追い上げたいと思います」


伊沢拓也選手コメント
「前回の第2戦(富士)から、あまりインターバルがない状況で第3戦・鈴鹿大会を迎えました。今日のクルマの調子は非常によく、予選に向けても期待をもって挑みましたが、スプーンカーブで少しミスをしてしまい、それがタイムに影響してしまって予選Q1突破が果たせませんでした」

「残念な結果になってしまいましたが、クルマのフィーリングが非常に良くなったという部分は僕たちにとってポジティブなことです。明日は後方からのスタートとなりますが、しっかりと追い上げのレースをお見せしたいと思います」


大津弘樹選手コメント
「午前中のフリー走行では、僕は硬いほうのタイヤを履いて走っていたのでベストタイムには直結していませんが、伊沢選手のタイムや感触が良かったので、僕もQ2に入れば結構いいタイムを出せるんじゃないかと期待していました」

「結果的に、Q1突破はできず 厳しい予選となってしまいましたが、伊沢選手のセクター1、セクター2は速かったし、悪いタイムではなかったと思います。クルマのパフォーマンスはいいと思うので、明日の決勝は力強く戦って、着実に順位を上げていきたいです」

(text:Honda Style Web)

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