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【GT500】恒例のゴールデンウィーク決戦、64号車Modulo NSX-GTは13番手から450kmの決勝レースに挑む

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2022 SUPER GT 第2戦(富士スピードウェイ)
#64 Modulo NSX-GT
予選:13位
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今年もゴールデンウィークの恒例、SUPER GTシリーズ第2戦が静岡県・富士スピードウェイにて開幕した。今回の第2戦は「FUJI GT 450km RACE」として、決勝は長いレース距離で争われる。

練習走行および予選が行われた5月3日(火・祝)は、まさに行楽日和といった青空のもと行われたものの、気温は16度とやや低く、路面温度も午後に入ってから低下するなど、GT500クラスではタイヤのウォーミングアップに苦しむチームが多く見られた。

64号車Modulo NSX-GTが装着するダンロップタイヤは、開幕戦に持ち込んだ新構造のタイヤをベースに、グリップ性の高い実績のあるゴムを投入。まずは確実にポイントを獲得し、得意とする第3戦・鈴鹿サーキットへと繋がるレースにしたいとのこと。

そして15時33分から開始されたGT500の予選Q1、64号車Modulo NSX-GTをドライブしたのは大津弘樹選手。念入りにタイヤのウォーミングアップを行ったものの、グリップに苦しんで1分28秒853に留まり、タイムは14番手。悔しくもQ2進出は果たせなかった。

予選終了後、ライバルチームにペナルティを受けたマシンがあったため、64号車Modulo NSX-GTはひとつ順位が繰り上がって13番グリッドから決勝レースに挑むこととなった。

5月4日(水・祝)の14時30分にスタートを迎える決勝レースは、450km/100周で争われる。タイヤ交換義務はないが、2度の給油と最低1度のドライバー交代が義務づけられる。

ドライバーひとりの運転時間は全体の2/3以下となっているが、それを超えなければセッションを連続してドライブすることも可能となっており、従来とは異なる戦略を採るチームも現れそうだ。


中嶋 悟 総監督コメント
「コンディションのことがあるとしても非常に厳しい予選でした。いろいろな課題があるのは確かですが、明日は長いレースなので とにかく粘り強く走って少しでも挽回できるように頑張ります」


伊沢拓也選手コメント
「雨や霧に見舞われた昨日に比べると、今日の天気は回復していましたが、体感としては肌寒く、想定した気温には届いていませんでした。その結果、持ち込んだタイヤのウォームアップが厳しく、予選も含め、自分たちの持っているパフォーマンスをうまく引き出すことができない予選になってしまいました。今日の結果は残念ですが、明日は450kmと長丁場のレースになるので、そこを見据えて戦っていきたいと思います」


大津弘樹選手コメント
「フリー走行の時からタイヤのウォームアップに対して厳しい感触があったのですが、予選開始時間にはさらに少し気温が下がり、アタックラップでもまだタイヤが温まり切っていない状況でした。そのなかでベストを尽くしてプッシュしましたが、Q1突破ができず残念です。今回は450kmのレースなので、周りも様々な作戦をとってくると思います。後方からのスタートになりますが、コンディションや状況に合わせてうまく戦い、ポイント獲得を目指して頑張ります」

(text:Honda Style Web)