【動画】いよいよ2022年夏に登場予定の新型シビック・タイプR、鈴鹿サーキットで「FF最速」ラップタイムを記録!
2022年夏の発表・発売が予定されている、新型シビック・タイプR。その新型タイプRの最終的な性能評価のための走行テストが鈴鹿サーキットにて行われ、FF市販車両では最速となるラップタイム「2分23秒120」を記録した。
今回の走行テストに使用されたのは、量産前の最終開発車両とのこと。先日2月に開催された「Honda Racing THANKS DAY」では、2台の新型シビック・タイプR開発車両がデモランを行ったが、そのうちの1台だろうか。
映像ではヘッドライト左右のマーカーはクリアのように見え、Honda Racing THANKS DAYで走行した2台のうち、「チームRED」として走った車両と思われる。
なお従来の最速ラップタイムは、先代シビック・タイプR(FK8型)をベースに、徹底した軽量化や専用装備が与えられた『Limited Edition』が2020年初夏に記録した「2分23秒993」。今回の新型シビック・タイプRは、季節的に有利なコンディションであったことは確かだが、0.87秒のタイムアップを実現した。
ホンダでは『徹底した軽量化や専用装備によりピュアスポーツ性能を追求した、先代シビック・タイプR Limited Editionが記録したタイムを更新したことは、新型シビック・タイプRのサーキット性能がさらに向上していることを示しています』としている。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)