【シビックSUV】北米ホンダ、2023年モデルの新型HR-Vを公開。シビックベースの都市型SUVは日本上陸もありそう!?
2022年4月4日、ホンダは北米市場に導入する新型HR-Vの画像を公開した。北米市場では毎年9月前後でモデルイヤーが切り替わることが通例となっており、新型HR-Vは2023年モデルとして’22年夏ごろに発売される。
ホンダが初めてHR-Vの車名を採用したのは1998年のこと。2006年に販売が終了して以降は、日本国内でその車名は使用されていないが、2014年以降は「ヴェゼル」の海外市場における車名として、北米や欧州、アジアの各国・地域で使用されてきた。
2021年にヴェゼルは現行モデルへのフルモデルチェンジを行い、同時に欧州やアジア市場のHR-Vも進化したが、以前より『北米市場のHR-Vは独自のモデルとなる』と発表されていた。
今回、披露された北米仕様の新型HR-Vは、車体のベースを11代目シビックと共有。そのため、従来モデルのHR-V(先代ヴェゼル)と比べてホイールベース・トレッドともに拡大されている。
外観の特徴は、長いボンネットから流れるようなルーフラインが洗練された印象を与えつつ、テールゲートスポイラーがスポーティさを強調。ドアハンドルは前後ともにオーソドックスなグリップタイプで、先代・現行ともにピラー内蔵型としたヴェゼルとは異なっている。
フロントマスクは、開口部の大きなグリルとシャープなヘッドライトが印象的で、Hのエンブレムがグリル内部ではなく上方に備えられるなど、ここでもスポーティさを強調したデザインに思える。
今回、披露されたのは外観デザインだけであり、インテリアやパワーユニットをはじめとする詳細なスペックは明らかになっていない。
しかし走行性能においては、より俊敏なレスポンスのエンジンや、独立式リアサスペンションを採用しており、都市部における扱いやすさと洗練された走り、そして「操る喜び」の両立を目指したという。
話題の「シビックベースSUV」として日本導入もありそう
そして注目したいのは、この北米市場向け新型HR-Vは、北米以外の地域でも販売が予定されているということ。各地域におけるモデル名称や装備仕様などについては今後に発表されるようだが、以前よりウワサになっている「シビックSUV」として日本市場導入もあるのだろうか!?
(text:Honda Style web)