【動画】北米市場にて新型インテグラの予約受注がまもなくスタート。ベースモデルは3万ドル(約346万円)から!
ホンダが北米市場で展開する高級車ブランド「ACURA(アキュラ)」は、2022年内に発売を予定している新型インテグラの予約受注を2022年3月10日より、アメリカ国内で開始すると発表した。
インテグラは、シビックの兄弟車種として販売されていたモデル。日本国内で初代モデルが登場したのは1985年のことで、1986年には北米市場へも導入。高級車ブランド・アキュラのラインナップに加えられた。
その語は日本仕様とほぼタイミングを合わせてフルモデルチェンジが行われるが、2001年に登場した4世代目より「RSX」へと車名を変更。そして日本仕様インテグラ、北米仕様RSXともに2006年で販売を終了している。
今回、インテグラ/RSXの後継モデルとして約16年ぶりに「復活」する新型インテグラは、かつてと同様にシビックの上級にあたる兄弟車両。現行のアキュラ各モデルに共通するダイヤモンドペンタゴングリルは、シンプルなフレームレス形状となっている。
ボディはなだらかな曲線を描くルーフラインが印象的で、そのルーフから流れるようなリフトバック式テールゲートを備える。ボディ形状は5ドア・ハッチバックだが、まるでクーペのような佇まいを誇る。
搭載されるパワートレインは、シビックと同じ1.5リッター直列4気筒DOHC VTECターボ。トランスミッションには6速MTが組み合わされており、大人のスポーツクーペとして走りっぷりの良さに期待が高まる。
アキュラでは車両価格についても一部発表しており、ベースモデルの価格帯は3万ドル(約346万円)からとなる模様。公開されている動画内では、日本仕様の初代インテグラ・タイプR[DC2型]の姿も見えるなど、今後のバリエーション追加にも注目したいところ。
北米市場でも高い注目を集めている新型インテグラ、残念ながらアキュラ・ブランドとして日本市場へ導入される可能性は高くないが、かつて先代インテグラ[DC5型]が海を渡ってアキュラRSXとして販売されたように、ぜひ”逆輸入”する形でその走りっぷりを体験してみたいモデルだ。
(text:HondaStyle magazine)