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【TAS22】VARIS[バリス]、東京オートサロンにワイドボディキットを装着したFK8型シビック ・タイプRを出展

ストリート用チューニングパーツだけでなく、SUPER GTやスーパー耐久といったモータースポーツ用のエアロパーツ開発・製作も手がけるエアロパーツメーカー「VARIS(バリス)」。今回の東京オートサロン2022には、完全新作のエアロを装着したデモカーのほか、オンライン開催となったため実車展示ができなかった昨年用の車両も出展した。

そのうちの1台が、2017年式シビック・タイプRのワイドボディキット装着車だ。バリス製のワイドボディフルキットを身に纏った車両は、純正のボディラインを活かしつつ、フロントバンパーや前後ワイドフェンダー、サイドスカートなどにより迫力あるフォルムとなっている。

エンジンまわりは、オートプロデュースBOSS製LAP ECU Logic、HKS製インタークーラーおよびオイルクーラー、BLITZ製ラジエターなどでチューニング。マフラーはHKS製Hi-POWER SPEC-Lを装着し、最高出力356PS、最大トルク47kg-mを発揮する。

サスペンションはSPRIT&VARISが共同開発したSPORTS CONSEPT DAMPER KIT、ホイールはRAYS製ヴォルクレーシング G025の19×10.5Jで、タイヤはブリヂストンPOTENZA S007の285/30R19サイズを前後に装着する。

とくに軽量化などは行われていない仕様とのことだが、シェイクダウンとして走行した筑波サーキットTC2000において、1分2秒フラットという好タイムをマーク。デザインだけでなく、ダウンフォース増大や冷却性能の向上など、機能性も兼ね備えたエアロキットだ。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)