大型アドベンチャーモデル「CRF1100L Africa Twin」シリーズがマイナーチェンジ。 装備を充実させて新登場
ホンダは、大型アドベンチャーモデル「CRF1100L Africa Twin」シリーズの装備を充実させ、「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES」を2022年1月27日(木)に、「CRF1100L Africa Twin」を2022年4月21日(木)に発売する。
前後サスペンションストロークを伸長し、オフロード走破性をより追求した「CRF1100L Africa Twin<s>」、および「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES<s>」については、2022年1月13日(木)から2022年3月31日(木)まで期間限定で受注を受け付け、どちらも2022年5月20日(金)にHonda Dreamより発売される。
今回のマイナーチェンジでは、スマートフォンとの連携で利便性を高めるAndroid Autoに対応したほか、昼間におけるフロントビューの存在感を高め、被視認性を向上させる「デイタイムランニングライト」を全車のヘッドライトに標準採用とした。
パワーユニットは、1082ccの水冷4ストローク直列2気筒SOHCで変更はない。最高出力102PS/7500rpm、最大トルク10.7kg-m/6250rpmを発揮する。最新の排出ガス規制に適合する環境性能を持ちつつ、市街地や未舗装路走行時に多用するスロットル小開度領域におけるFIセッティングの最適化が図られた。
トランスミッションは通常の6速リターンに加え、シフトチェンジ動作の要らない6速デュアルクラッチ・トランスミッション(DCT)搭載車も設定。DCTは変速タイミングの熟成を図るなど、力強さと扱いやすさを追求している。
さらに純正アクセサリーのクイックシフターはセンサー特性が変更され、制御プログラムの熟成を図ることで、より上質なシフトフィーリングを実現している。
タイプ別の装備では、CRF1100L Africa TwinとCRF1100L Africa Twin<s>にリアキャリアを標準装備とし、積載性が向上されている。
またCRF1100L Africa Twin Adventure Sports ESとCRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES<s>は、ウインドスクリーン形状を変更。ライダーへの走行風の巻き込みを低減させ、長距離走行時における快適性を向上させた。
カラーリングは、CRF1100L Africa TwinとCRF1100L Africa Twin<s>が「グランプリレッド」のみ。いっぽうCRF1100L Africa Twin Adventure Sports ESとCRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES<s>は、パールグレアホワイトのみの設定となる。
各モデルの車両価格は下記のとおり。(いずれも税込)
CRF1100L Africa Twin(MT) 価格:163万9000円
CRF1100L Africa Twin(DCT) 価格:174万9000円
CRF1100L Africa Twin<s>(MT) 価格:163万9000円
CRF1100L Africa Twin<s>(DCT) 価格:174万9000円
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES(MT) 価格:194万7000円
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES(DCT) 価格:205万7000円
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES<s>(MT) 価格:194万7000円
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES<s>(DCT) 価格:205万7000円
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)