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【新型STEP WGN】クリエイティブムーバーの原点回帰!? 新型ステップワゴンは室内広々&縦型テールレンズを採用

ホンダは2021年12月10日、新型STEP WGN(ステップ ワゴン)に関する情報をホームページで先行公開した。新型ステップワゴンの発表・発売は、2022年春が予定されているが、それに先駆け、デザインを初公開するジャパンプレミアイベントを2022年1月7日(金)にオンラインで開催するという。

初代ステップワゴンは、使う人の生活をより楽しく豊かに広げることを目指す「クリエイティブムーバーシリーズ」として1996年5月にデビュー。今年2021年は、初代モデルの発売から25周年のアニバーサリー・イヤーにあたる。

1996年5月に登場した初代ステップワゴン

これまで5世代のモデルが発売されており、いずれも「家族みんなが満足すること」を目指して開発。圧倒的に広く多彩なアレンジが可能な室内空間をはじめとした優れたユーティリティ性を持ち、5ナンバーサイズのミニバンを代表するモデルとして広く支持を集めている。

現行モデルは2015年に登場。1.5リッターのダウンサイジング・ターボを搭載したほか、テールゲートに2種類の開きかたを可能とした「わくわくゲート」を採用するなど経済性や利便性を高めた。さらに2017年には、歴代モデルで初となるハイブリッド車を追加している。

先行情報公開サイトによると、新型ステップワゴンは従来の「スパーダ」に加えて「AIR」というふたつのスタイルを用意。SPADAは従来同様に走りをイメージしたグレードだろうが、新設定となるAIRの詳細は不明。AIRという言葉から連想するには、かつての「上空サプライズ」のようにガラスルーフを採用したモデルという気もするが…。なお、どちらにもガソリン車とハイブリッド車「e:HEV」が設定されるようだ。

外観デザインは、初代や2代目ステップワゴンを思わせるボックス形状となっており、とくにDピラーに沿ったタテ型テールランプが印象的。ヘッドライトの形状は2代目ステップワゴンSPADAの面影も感じられ、これを待っていた!というファンも多いだろう。

いっぽう3列シートを備える内装も、2列目にはオットマン機構を備えるなど上質さを増した印象だ。2列目シート横のレバーをよく見ると、前後方向だけでなく左右スライドも可能となっており、3列目シートへのアクセスを容易にするなど従来以上にファミリーユースを意識したミニバンとなっているようだ。

そのほか、新型ステップワゴンに関する情報は、ホンダ公式ホームページ内の特設サイトにて順次公開されていくとのこと。

https://www.honda.co.jp/STEPWGN/new/

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)