【Gold Wing】大型プレミアムツアラー「ゴールドウイング」のカラーバリエーションを一部変更して発売
ホンダは、モーターサイクルとしては唯一となる水平対向6気筒1833ccエンジンを搭載した、大型プレミアムツアラー「Gold Wing(ゴールドウイング)」シリーズのカラーバリエーションを一部変更し、Honda Dreamより2022年4月21日(木)に発売する。
今回、発表されたGold Wing Tour(ゴールドウイング ツアー)には、フレームや脚まわり、マフラー、エンジンのヘッドカバーなど、細部までブラックで統一した新色の「ガンメタルブラックメタリック」を採用。上質感と重厚感を強調している。従来から設定のある「パールグレアホワイト」と「キャンディーアーダントレッド」をあわせ、全3色の設定としている。
いっぽうGold Wingには、ブルーの車体色を基調にエンジンカバーにレッドのアクセントを施し、モダンな印象とした新色の「マットジーンズブルーメタリック」を設定している。
Gold Wingは、1975年に北米市場でGOLDWING GL1000を発売して以来、40年以上にわたりホンダのフラッグシップモデルとして進化してきた。現行モデルは2018年1月に国内販売が開始された7世代目で、完全新設計の水冷1833cc・水平対向6気筒エンジンを搭載、最高出力126PS/5500rpm、最大トルク17.3kg-m/4500rpmを発揮する。
日本国内仕様のトランスミッションは7速DCTのみ。リバースギアも存在するこのDCTは、変速時のクラッチ制御とスロットルバイワイヤシステムの出力制御を協調させることで、変速時のショック低減と時間短縮を両立させた。また微速での前後進を実現した「ウォーキングスピードモード」が追加され、切り返しやUターンでの取り回しやすさが格段に向上している。
車両価格はGold Wing Tourが346万5000円、Gold Wingが294万8000円となる。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)