【ホンダアクセス】FIT e:HEV用に足動運転補助装置「Honda・フランツシステム」を発売

• シェア
• ツイート

ホンダ車用純正アクセサリーの開発・販売を手がけるホンダアクセスは、“Fun for Everyone. Honda ～移動の喜びを一人ひとりに～”をコンセプトに、両上肢の不自由な方が両足だけで運転操作できる運転補助装置「Honda・フランツシステム」を、FIT e:HEVに架装可能とした。この車両は、全国のホンダカーズより販売される。

足用ステアリングペダルユニットの操作イメ—ジ

フランツシステムは、1965年にドイツで開発されて以来、ヨーロッパで高い評価を獲得している運転補助装置である。ホンダは、1981年に開発者であるフランツ氏から直接技術指導を受け、さらにホンダ独自の技術を加えて1982年に国内で初めてフランツシステムを販売。現在は、日本国内で唯一のフランツシステム適用を行っている。

足用コンビネーションスイッチ装着例

「Honda・フランツシステム」は、FIT e:HEV HOMEとFIT e:HEV CROSSTARに設定された専用のタイプカラーの車両へ架装が可能。「足用ステアリングペダルユニット」および「足用コンビネーションスイッチ」を基本の標準装備とし、「足用シフトペダル」や「パッシブシートベルト（自動装着式シートベルト）」、また「フロアカーペットマット（フランツシステム用）」をHonda・フランツシステム専用オプションとしてラインアップする。

車両価格はFIT e:HEV　HOME（FF/4WD）が354万2000円/372万2000円、FIT e:HEV　CROSSTAR（FF/4WD）が379万2000円/397万2000円となる。

パッシブシートベルト

また発売にあたり、Honda・フランツシステムの使用を前提に普通自動車免許の取得を希望されるユーザーへのサポートとして、これまでユーザー自身の車両を持ち込んで行っていた教習の際にHonda・フランツシステム教習車の貸出しサポートも開始するとのこと。

（text：Honda Style magazine）

• ツイート