【FL1】新型シビック、発売1ヶ月で3000台を超える受注で好調な出だし。6MT車の比率は約35%とのこと!
ホンダは2021年10月7日、同年9月3日に発売した新型シビックの受注状況について、発売から約1ヵ月後の時点で3000台を超える台数を記録していると発表した。これは月間販売計画台数(1000台)の3倍以上という数値であり、「爽快シビック」を掲げて開発された新型シビックは、多くのユーザーから好意的に受け入れられたと言えそうだ。
新型シビックの受注状況を細かくみていくと、購入層は先代シビック・オーナーによる買い替え需要を中心に、年代としては20代が(23.9%)、ついで50代(22.2%)と、幅広い年代から支持を集めている。
グレード別ではLXが21.6%、上位グレードであるEXが78.4%と圧倒的に選ばれており、トランスミッションではCVTが64.9%、6速MTは35.1%となっている。
またボディカラーの人気トップ3は、プラチナホワイト・パールが33.5%、次いでクリスタルブラック・パールの23.7%、そしてプレミアムクリスタルレッド・メタリックが15.6%となっている。
購入したユーザーが高い評価をした点については、下記の項目が挙げられている。
・シビックならではの、クルマと一体となったような質の高いスポーティな走り
・「運転の心地よさ」と「使い勝手のよさ」の両面が感じられるパッケージ
・トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)などを追加した、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」
・EX専用装備となる10.2インチのフルグラフィックメーターや、BOSEプレミアムサウンドシステム
・全グレードでCVTに加え6MTの設定あり
なお現在、世界的な半導体供給不足などの影響により、ホンダ車の生産にも影響が出ている。今後も不透明な状況はしばらく続くとのことだが、ホンダでは生産影響の最小化に努めていくとのこと。
すでに先日、この新型シビックをベースにした次期シビック・タイプRの開発車両も画像が公開された。現代では稀少な存在となっている純ガソリンエンジン×6速MTを搭載するスポーツモデルだけに、クルマ好きを自認するファンはもちろん、ぜひ多くの人にドライビングの楽しさを教えてくれる存在として、長く生産されてほしいモデルだ。
(photo:Satoshi KAMIMURA 神村 聖、text:HondaStyle magazine)