プロジェクトミューから、街乗りからサーキット走行までをカバーするブレーキパッド『HC+R3』が新登場
ブレーキまわりの総合メーカーとして広く知られる「プロジェクト・ミュー」。モータースポーツにおける活躍はもちろん、チューニングカーの世界でも多くのユーザーから支持を集めている。
そんなプロジェクトミューにおける主力製品のひとつ、ブレーキパッドに注目の新製品が追加された。それが『HC+R3』である。
HC+R3は、その名称から連想されるとおり従来製品『HC+』のバージョンアップ版。HC+は、ストリートおよびワインディングをメインとしたブレーキパッドだったが、その特性を活かしつつサーキットにおけるベストラップ更新も狙えるべく、耐フェード性を強化した製品となっている。
材質にはスーパーグラファイトメタリックを採用し、高温域における効きの安定性に加え、高年式車両には必須装備となっている電子制御デバイスやABS介入の特性に合わせ、踏力によるペダルコントロール性にも拘って開発された。
ブレーキの最重要項目である制動力や耐フェード性の高さを両立させつつ、ストリートユースで嬉しいノイズの少なさやブレーキダストの排出量も少なく抑えているのもポイント。
ホンダ車の対応車種は下記のとおり。今後、ラインナップは順次拡大されていくとのこと。
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シビック・タイプR(FD2):2万7500円(フロント)、2万7500円(リア)
インテグラ・タイプR(DC5):2万7500円(フロント)、2万7500円(リア)
シビック・タイプR(FK8):2万7500円(フロント)、3万4100円(リア)
S2000(AP1):2万7500円(フロント)、2万7500円(リア)
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ブレーキキャリパーやローターの交換までいかずとも、ブレーキパッドの交換だけでも驚くほどスポーティな走りが楽しめる。日常域でのストリートユースからサーキット走行まで、幅広くその性能を実感できるプロジェクト・ミューの新製品『HC+R3』に注目だ。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)